寄本 好則– Author –

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。
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日本も2030年代半ばにガソリン車販売禁止の方向へ〜世界の動きや理由とは【まとめ】
日本政府がガソリン車の新車販売を2030年代半ばに禁止する方向で最終調整に入ったことを、毎日新聞などが報じています。自動車メーカーなどとの意見調整でどのような結論になるかはまだ未知数ですが、化石燃料自動車の販売禁止はすでに世界の大きな流れに... -
日産もトヨタもベスト10圏外へ〜世界の電気自動車(プラグイン車)販売ランキングが示す現実
アメリカメディア『EV Sales』の、世界のプラグイン車(電気自動車とプラグインハイブリッド車)のメーカー別販売台数ランキングで、日産、トヨタの日本勢がベスト10の圏外へと陥落しました。車種別ランキングでも日本の影は薄くなっているのが現実です。 ... -
ジャガー『I-PACE(アイペイス)』で東京=朝霧高原を無充電往復
あさぎりフードパーク(静岡県富士宮市)で開催された『Japan EV Meetup』に、ジャガー『I-PACE(アイペイス)』で参加してきました。片道約125km、標高差約1000mを無充電で20%以上のSOCを残して往復することができました。 残量55%で往路を走破 レポー... -
小型商用電気自動車『ELEMO』を発売するベンチャー企業『HW ELECTRO』の心意気とは
ベンチャー企業の『HW ELECTRO株式会社』が、小型商用電気自動車『ELEMO(エレモ)』を2021年7月に発売することを発表しました。バッテリー容量は13kWhと25.92kWhの2タイプ。価格は199万円〜となる予定です。 朝霧高原のイベント会場で初対面 『HW ELECTRO... -
「輸入電気自動車はなぜチャデモ最大50kW対応が多いのか?」ジャガーのご担当者に質問してみました
電池容量90kWhのジャガー『アイペイス』は日本の急速充電ではチャデモ規格で最大出力50kWまでの対応です。アウディ『e-tron』やメルセデスベンツ『EQC』もチャデモは50kWまで。なぜ、輸入電気自動車は最大50kWで抑えているのか? ジャガーのご担当者に直接... -
第26回『日本EVフェスティバル』開催〜最新電気自動車などに無料試乗も
26回目となる『日本EVフェスティバル2020』(主催:一般社団法人 日本EVクラブ)が、12月5日(土)、お台場の東京国際交流館 プラザ平成(江東区青海)で開催されます。最新の電気自動車などを体感できる無料試乗会などが予定されています。 ※冒頭写真は20... -
テスラは頻繁に進化する〜『モデル3』の欧州2021年モデルはバッテリーを82kWhに増量
アメリカメディアの『TESMANIAN』が、テスラ『モデル3』の2021年モデルはバッテリーが82kWhに増量している可能性が高いと報じています。臨機応変で着実な進化は、テスラと既存メーカーとの大きな違いのひとつです。 まずは、元記事の翻訳をご紹介します。 ... -
トヨタ中間決算での豊田章男社長の発言に「テスラを理解していない」という指摘
トヨタ自動車の『第2四半期決算説明会』に豊田章男社長が出席。質疑応答でテスラを評した発言について、アメリカの『CleanTechnica』が「トヨタの社長はテスラとその使命を理解していない」と指摘しています。どういうことか? 電気自動車ユーザーの視点で... -
BMW『i3』レンジエクステンダー装着車で「東京=白馬」長距離往復レポート
バッテリー容量が42.2kWhに増量されたBMW『i3』で、東京から長野県白馬村まで往復してきました。発電専用のエンジンを備えたレンジエクステンダー装着車です。はたして、電池残量への不安なく走りきることはできるのでしょうか。 日本で売れるのはほとんど... -
『ジャパンEVラリー白馬2020』レポート〜自然を愛し楽しむため行動することを宣言
2020年10月24日(土)、長野県白馬村で第7回『ジャパンEVラリー白馬2020』が開催されました。今年は『白馬 COOL CHOICE イベント』と同時開催。白馬村で気候変動問題に取り組むキーパーソンとともに、白馬の自然を守るために行動する「宣言」を採択しまし...
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充電カードなしでもスムーズに急速充電!EVユーザー待望の「EVおでかけ推進プロジェクト2025」が始動!
充電カードを契約していないため、ビジターとして高速道路などの急速充電器を利用する時の操作が面倒なのをなんとかしてほしい! と思っているEVユーザーに朗報です。ミライズエネチェンジとe-Mobility Powerが共同で、ビジター充電の手続きを簡単にする実... -
テスラ「パワーウォール」を無償設置/全国規模のVPPを構築する日本初のサービスが始動
EVで世界を変えつつあるテスラの定置型蓄電池「Powerwall(パワーウォール)」を事業所などに初期投資&メンテナンス費用不要で設置して、全国規模のVPPを構築する取り組みが始まりました。高圧受電の事業所などが対象で、2025年度内に100台を設置、その後... -
日産よ、EVのトップランナーであれ! 初公開された「新型リーフ」発売へEVユーザー視点の期待とは
日産が新車説明会を開き、3代目となる新型リーフを世界初公開したのをはじめ電気自動車を含む新モデル戦略を発表しました。初代リーフの元オーナーとして「新型リーフにはこうなってほしい」と期待するポイントを考えてみました。 新型リーフの日本発売は2... -
フラッシュが「44円/kWh」を標準料金にすることを発表〜格安急速充電価格の理由とは?
高出力&NACS対応のEV用急速充電器「FLASH(フラッシュ)」を展開するテンフィールズファクトリーが、今まで「キャンペーン価格」としてきた「44円/kWh」を標準料金にすることを発表しました。はたして、日本の急速充電料金はこれが標準になっていくのか... -
テスラが新型「チャデモアダプター」開発を明示/モデルYとモデル3で金利0%キャンペーン開始
横浜で開催されたTOCJ全国ミーティングでテスラジャパンの橋本社長が挨拶。現在は販売停止となっているチャデモアダプターを今夏にもアップデートすることを明言しました。7月1日からはモデルYとモデル3を対象とした0%特別金利キャンペーンを開始。電気自... -
令和7年度(2025年度)「CEV補助金」車種別の補助金額発表/東京都はEVに最大100万円
令和7年度(2025年度)クリーンエネルギー⾃動⾞導⼊促進補助⾦(CEV補助⾦)について、4月1日以降新規登録の「銘柄ごとの補助金交付額」が発表されました。また、東京都が新年度の「ZEVの車両購入補助金」の内容を発表。条件次第でEV購入に最大100万円の... -
トヨタのディーラーにEV用超急速充電器が爆増中/150kW器ネットワークの拡大に期待&充電してみたレポート
今年になって、全国のトヨタディーラーに最大出力150kWのEV用超急速充電器が続々と設置されています。指折り数えてみると、最大100kWの新型器と合わせて138カ所(台)がすでに設置されていることがわかりました。実際にビジター充電してみたレポートととも... -
アウディの高級EV『SQ6 e-tron』東京=兵庫【往路編】片道約600km無充電走破に成功はしたけれど……
ゼロエミッションの電気自動車でありながら俊敏なパフォーマンスを誇る高級EV『Audi SQ6 e-tron』で夏恒例の「東京=兵庫」ロングドライブを試してきました。一充電走行距離のカタログスペックは672km。片道約600kmの往路では、無充電走破に挑戦して成功し... -
テスラ「モデル3」新車購入で「3年間スーパーチャージャー無料」キャンペーン/補助金もほぼ満額でチャンスかも
テスラジャパンが、2025年6月30日までにModel 3(モデル3)の新車を購入すると、納車後3年間スーパーチャージャーでの充電無料、さらに自宅用充電器「ウォールコネクター」か外出先の普通充電で使う「モバイルコネクター」をプレゼントするキャンペーンを... -
チャデモ規格で世界初の最大350kW超急速充電器を初公開/懸架アームや大画面UIで操作性を追求
東光高岳とe-Mobility Powerが共同開発を進めていた最大出力350kW/口の次世代超急速充電器「SERA-400」が完成し、新製品発表会で初公開されました。懸架アームによる吊り下げ式の新型軽量ケーブルや、2口それぞれに「人と向き合う」大画面ディスプレイなど...