本当?トヨタの「MIRAI」開発者、急速充電の電気自動車に将来性はないと語る
MIRAIの開発責任者である田中義和氏によれば、EVは電力を大量に消費するため、今以上の急速充電が可能になったとしても、将来性はないという。
本当でしょうか?事実かどうか、検証してみましょう。
こちらは電気自動車のニュースを紹介する記事一覧になります。国内、海外のニュースをいち早くご紹介します。
MIRAIの開発責任者である田中義和氏によれば、EVは電力を大量に消費するため、今以上の急速充電が可能になったとしても、将来性はないという。
本当でしょうか?事実かどうか、検証してみましょう。
要約:Anton Wahlman氏によれば、フォルクスワーゲンはすでにテスラよりバッテリーのコストの面で同等レベルを達成しており、そのバッテリーモジュールにはLG・サムスン・パナソニックなどどんなバッテリーセルメーカーのセルを使うこともできる。またこのモジュールはラミネートセルでも、テスラが使用している円筒型セルどちらでも入れられる。
テスラはバッテリー交換のパイロットプログラムを2014年12月22日より開始しました。米国の低公害自動車関連メディアであるGreen Car Reportsによると、このバッテリー交換施設はサンフランシスコから184マイル(294km)、ロサンゼルスから200マイル(320km)と、ちょうど中間地点となるカリフォルニア州Harris Ranchのスーパーチャージャーから、道を挟んで反対側に設置されるそうです。
バッテリー交換のベータとも言えるこのパイロットプログラムには、何名かは定かではありませんが既存のモデルSオーナーが招待され参加していて、パイロットプログラムの詳細や、どのオーナーが参加できるかなどは、これから1-2週間のうちに決定するとのことです。
テスラによれば、このサービスを利用するには、現時点ではあらかじめ予約をする必要があり、料金は高級セダンのガソリンを満タンにするより安くなるとのことです。Green Car Reportsではおおよそ60ドル(7,200円程度)と推測しています。
日本時間2014年11月24日、ロイターが報じるところによれば、テスラモーターズはBMWと電気自動車用バッテリー等で提携する可能性がある、と報じました。テスラのCEO、イーロンマスクがドイツの週刊誌Der Spiegelに語ったとのことです。イーロンマスクはインタビューに答え、「我々は電気自動車用バッテリーの技術や充電スポットに関して協力できないか検討している」と語りました。また彼はテスラがバッテリーの工場をドイツ国内に5-6年以内に作ると思うとも話しました。
ロケットニュース24さんに、「電気自動車は今は買い時ではない / ガソリン車のほうが圧倒的にいい理由とは」というコラムがありました。電気自動車ユーザーおよびファンの私としては、おそらく電気自動車に一定期間乗ったことがないと思われるコラム筆者の方に、軽く反論したいと思います。電気自動車やPHEVを巡っては、事実を曲げた間違った情報や、悪い面だけを取り上げた一方的な報道や記事が見受けられるように私は感じていますが、それらを事実に基づいて訂正していくこともこのブログの役割だと思っています。
電気自動車とかって安全なのか?と懐疑的に思われる方もいるかも知れません。昨日(ヨーロッパの時間では一昨日)、ヨーロッパの車両安全性を評価する機関であるEuro NCAPから、電気自動車テスラモデルSが五つ星と評価されました。衝突テスト(クラッシュテスト)の動画もEuro NCAPのサイトおよびYouTubeで公開されていますので、自由に見ることができます。EURONCAPに相当する米国の機関はNHTSAというのですが、NHTSAのsafercar.gov(より安全な車)というサイトでも、テスラモデルSは五つ星を獲得しています。NHTSAもまた、動画を公開しています。