丸の内エリアに輸入電気自動車が集結「JAIAカーボンニュートラル促進イベントin 東京」

11月15日と16日の2日間、東京駅にも近い丸の内エリアを会場として「JAIA カーボンニュートラル促進イベント in 東京」が開催されます。展示と試乗を合わせて46台の輸入EVが集結。トークイベントはYouTubeのライブ配信も実施されます。

丸の内エリアに輸入電気自動車が集結「JAIAカーボンニュートラル促進イベントin 東京」

過去最大規模となる多彩な輸入EV展示

輸入車正規代理店の集まりである日本自動車輸入組合(JAIA)は2021年から「輸入電動車普及促進プロジェクト」を開始。2021年は東京、22年は大阪、23年は神戸とイベントを開催してきた。そして今年2024年は舞台をふたたび東京に戻し、11月15日(金)と16日(土)の両日、東京駅丸の内口周辺で「JAIAカーボンニュートラル促進イベント in東京」と銘打ったイベントを開催する。

規模の大きさは従来の開催を上回るもの。東京駅丸の内口から皇居へ伸びる行幸通りには、JAIA会員企業8社から計17台(車種)の車両が展示される。展示予定のクルマはアウディ(1台)、BMW(4台)、BYD(3台)、ヒョンデ(3台)、ジャガー(1台)、メルセデス・ベンツ(2台)、ポルシェ(2台)、フォルクスワーゲン(1台)。発表されたばかりのメルセデス・ベンツG580 with EQ Technologyや日本発売が熱望されているフォルクスワーゲンID.Buzzなどをはじめ、ジャガーとポルシェはフォーミュラEマシン、ポルシェの東京マラソン先導車仕様など普段はあまり見ることができないモデルも展示される。また行幸通りではクルマの展示だけでなく、バッテリーリサイクルや路上救援、クール・ネット東京、2025年日本国際博覧会のブース展示もおこなわれる。

行幸通りの展示は11月15日(金)10時~19時で1日のみの予定。丸ビル屋外スペース、KITTEテラス、東京ビルTOKIAガレリアの会場は15日(金)と16日(土)の2日間にわたり10時~19時で展示される。

行幸通りの展示予定車両(プレスリリースより引用)。

丸ビル会場は市販車を中心とした展示で、アウディQ4 Sportback 40 e-tronS line、BMW i7 M70 xDrive、ヒョンデIONIQ 5、マクラーレンARTURA、メルセデス・ベンツ マイバッハEQS、メルセデス・ベンツG580 with EQ Technology(16日のみ)、メルセデス・ベンツEQS350(15日のみ)、ポルシェ マカン、ポルシェ タイカンの9台が展示予定。

すでに26台の展示車を紹介したが、展示車はそれだけにとどまらない。KITTEテラスではBMW i5 M60 xDrive、BMW iX M60 、BMW XM Label、メルセデス・ベンツEQB350、テスラ モデル 3、テスラ モデル Y、ボルボEX30の8台の4輪車に加えてBMW CE02、BMW CE04の2台の2輪車も展示される。

また、東京ビルTOKIAガレリアには、電動商用車に関わる展示のほか、充電インフラやバッテリー・リサイクル事業者、自動車整備人材関連など電動化に関わるさまざまな展示もおこなわれる。

11月16日(土)には自動車評論家などの運転によるEV同乗試乗会も予定されており、筆者もドライバーとして参加予定。試乗車はメルセデス・ベンツG580 with EQ Technology、メルセデス・ベンツEQA、BMW iX1、BMW i4、BMW iX3、BMW iX M60、ヒョンデIONIQ 5、ヒョンデKONA N Line、レンジローバーPHEVを予定。受付は当日、会場(丸ビル屋外スペース)にて。

メルセデス・ベンツG580 with EQ Technology

さらに15日の13時〜17時には明治安田ホールにおいて「EV市場の現状・課題と今後の動向」、「充電インフラの環境整備」、「クルマ・社会・パートナーシップ大賞と地方連携」、「自動車整備人材の課題と取組」をテーマとしたトークイベントを開催。こちらは招待者限定で一般入場不可だが、YouTubeライブ配信を予定している。

●JAIAカーボンニュートラル促進イベント│トークセッション
YouTubeにて限定公開

文/諸星 陽一

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					諸星 陽一

諸星 陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。国産自動車メーカーの安全インストラクターも務めた。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。自動車一般を幅広く取材、執筆。メカニズム、メンテナンスなどにも明るい。評価の基準には基本的に価格などを含めたコストを重視する。ただし、あまりに高価なモデルは価格など関係ない層のクルマのため、その部分を排除することもある。趣味は料理。

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