A PIT(オートバックス東雲)で電気自動車がテーマの「モーニングミーティング」開催

2019年10月20日(日)、東京都江東区の『A PIT AUTOBACS SHINONOME』で「電気自動車」をテーマとした「モーニングミーティング」が開催されました。7時30分から開始と、日曜日早朝のイベントでしたが、たくさんの電気自動車が集結。EVsmartブログでは、集まったEVオーナーのみなさんからEVについてのメッセージをいただきました。

A PIT(オートバックス東雲)で電気自動車がテーマの「モーニングミーティング」開催

今年5月から開催されている朝イベント

「モーニングミーティング」とは、今年5月から『A PIT AUTOBACS SHINONOME』の駐車場で開催されているイベントです。毎月第3日曜日の7:30〜9:30と日時を決めて、毎回設定されるテーマに沿ったクルマが集まります。今までは「ホンダ車」「マツダ車」などメーカー別のテーマ設定が多かったそうですが、6回目の開催となる10月のテーマは「電気自動車」。この『A PIT』には『テスラサービスセンター東京ベイ』が併設されており、10月のはじめには『東京ベイ スーパーチャージャーステーション』が開設されたばかりです。

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この日、集まった電気自動車はテスラが20台ほどと日産リーフが3台。納車されたばかりの『モデル3』で駆けつけたオーナーの方が多かった印象です。こうして街を走り始めたモデル3、やっぱり、いいですね。

オーナーのみなさんに質問してみました。

モーニングミーティングでは、とくに屋台が出たり大道芸が披露されたりすることはありません。今回の会場では『A PIT』で販売されている電動モビリティ『 Kintone(キントーン)』の試乗ができるコーナーが設けられていましたが、基本的にはテーマに共感して集まったオーナーのみなさんが親交を深めるイベントです。

EVsmartブログでは、集まったEVオーナーのみなさんに次の2つの質問のどちらかを選び、回答をスケッチブックに書いていただいて愛車とともに写真を撮らせていただきました。

それでは、集まったみなさんからの回答=メッセージをご紹介していきます!

EV生活、ここが満足。

まずは、EVに感じている満足ポイントについて回答してくださったみなさんです。


UCHIDA, Koichi さん
10月5日に納車されたばかりのモデル3で参加。今まであまりクルマに興味がなかったけれど、モデル3の発表を目にして「このクルマの登場で世界が変わったという、歴史に残る1台になる予感」があって、初めて所有するマイカーとして購入。


川田さん
2週間前に納車されたばかりの日産リーフe+ AUTECH で参加。AZE0エアロスタイルから乗り換えたそうです。EVの生活の満足ポイントは「楽」。加速感の「楽しさ」や静かで振動がないことの「気持ちよさ」。自宅で充電できる「楽ちん」さを、もっとたくさんの方に知ってほしい、ですね。


コバ3さん
発表されてすぐに予約したモデル3は、3年待って9月25日に納車。発進加速時、かすかに伝わるモーター音の気持ちよさを満喫しているそうです。モデル3納車を祝い、今年7月にオーナーブログ『コバ3ブログ』を立ち上げたそうです。


江守広章さん
初代発売当時から筋金入りのリーフオーナーでもある江守さん。この日は今年4月に納車されたモデルSで参加。走行距離は半年で1万キロを超えたそうです。電気自動車の魅力を知るとエンジン車に戻れない。そして、テスラからリーフにも戻れない?


鈴木さん
2012年に購入した初代24kWhZE0で千葉から参加。スイッチ1つで起動する家電のようなストレスのなさがEVの魅力。リーフは奥様もお気に入り。子供がぐっすり眠ってくれるところも気に入ってます、とのこと。

EV、充電、こうなるといいな。

EVや充電環境について「もっとこうなるといいな」と感じている点を挙げていただきました。


友田雅宏さん 妙子さんご夫妻
今年6月に購入したモデルSで参加。ことに高速道路のロングドライブ時、高速を下りずに充電できるスポット(設置台数)が増えて欲しいし「一度下りて充電しても通行料金が変わらないようETC2.0で対応すれば、ETC2.0の普及にも役立つのに」と指摘。SAPAの充電待ち緩和のためにも、NEXCO関係者の方にはぜひとも「下りて充電システム」を考えて欲しいですね。


しょう@suica2k4 さん
昨年12月から乗っているモデルXで参加。もうすぐ戸建に引越予定だけど、現在は自宅充電機器がなく外充電で運用中。「50kWでも遅い。せめて90kW器をもっと拡大してほしい」という思いが強いそうです。高速道路SAPAなどへの新規格150kW器の設置、普及も待ち遠しいところですね。


小池豊和さん
BMWからモデルXに乗り換えて1年ほど。満足度は高く、ご家族の評判も上々とのこと。テスラは頑張ってくれてはいるものの、お住まいの多摩地域の近隣にスーパーチャージャーがないのはちょっと不満。さらに増えることを希望!


mania3bb さん
納車間もないモデル3は、パフォーマンスのアップグレードパッケージなし=通称「ステルス」と呼ばれている、受注開始当初の限られた期間しかオーダーできなかったグレードとのこと。加速を含め全てに満足。欲を言うと「ケーブルを挿さなくても停めるだけで充電してくれるともっと楽ちん」とワイヤレス充電を希望。人って欲張りですね。w


テスカスさん
9月26日に納車されたモデル3で参加したテスカスさんも、モデル3に関する情報交換ブログを運営されています。あえて望むなら、スーパーチャージャーのさらなる充実。これから、モデル3やモデルYがぐいぐい売れれば、全都道府県設置はきっと実現することでしょう。

以上。

ご協力いただいたEVオーナーのみなさま、ありがとうございました。

ちなみに、以前、代官山の蔦屋書店で開催された「モーニングクルーズ」についてご紹介したことがあります。

『代官山『蔦屋書店』が電気自動車のモーニングクルーズを開催!』

いろんな仕掛けが似てるイベントだなと思ったら、『A PIT』には蔦屋書店も参加していて、まさに同じ仕組みで運営されているそうです。メーカーや車種を超え、電気自動車を応援する人が集まることができるこういうイベント。もっともっといろんな機会があるといいですね。

(寄本好則)

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この記事の著者


					寄本 好則

寄本 好則

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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