木野 龍逸– Author –

編集プロダクション、オーストラリアの邦人向けフリーペーパー編集部などを経て独立。1990年代半ばから自動車に関する環境、エネルギー問題を中心に取材し、カーグラフィックや日経トレンディ他に寄稿。技術的、文化的、経済的、環境的側面から自動車社会を俯瞰してきた。福島の原発事故発生以後は、事故収束作業や避難者の状況のほか、社会問題全般を取材。Yahoo!ニュースやスローニュースなどに記事を寄稿中。原発事故については廃棄物問題、自治体や避難者、福島第一原発の現状などについてニコニコチャンネルなどでメルマガを配信。著作に、プリウスの開発経緯をルポした「ハイブリッド」(文春新書)の他、「検証 福島原発事故・記者会見3~欺瞞の連鎖」(岩波書店)など。
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テスラが「S&P500」構成銘柄採用へ〜株価も急騰
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス(S&P DJI)は現地時間の2020年11月16日に、四半期ベースで5期連続の黒字を達成したテスラ社を、S&P500に加えることを発表しました。実際に登録されるのは現地時間の12月21日の取引開始時間前になる予定で... -
BMWが電気自動車『iX』を発表〜今後10年間で460万台のEV販売が目標
2020年7月に電気自動車(EV)の「iX3」を発表したBMWが、これまで「Vision iNEXT」と呼んでいたコンセプトカーのEVを、「iX」として市場に展開していくことを発表しました。市場導入は2021年末を予定しています。 第5世代のパワートレインを搭載した専用設... -
アウディ『e-tron スポーツバック 55 クアトロ』で長距離ドライブ〜カタログ値より電費がいい!
アウディジャパンが日本で初めて導入した電気自動車(EV)の「e-tron スポーツバック 55 クアトロ」でロングドライブテストに繰り出してみました。東京から福島県郡山市までの往復574kmで垣間見た、プレミアムEVの実力をお伝えします。 性能も価格もとにか... -
テスラが2020年Q3決算で過去最高3億ドル以上の黒字を記録
テスラ社が現地時間の10月21日に発表した2020年第3四半期(7月~9月)の決算は、純利益が3億3100万ドルで、過去最高の黒字になりました。工場の新設などで多額の設備投資をしながらも営業利益率が極めて高いことは驚異的とすら言えます。 【参照資料】 テ... -
上野動物園にBYDの電気自動車小型バス『J6』が国内初導入〜突撃試乗レポート
東京都は2020年7月23日に、恩賜上野動物園の東園と西園の移動用にBYDの小型電気バス『J6』を導入しました。BYDジャパンによれば、J6の日本導入はこれが1台目になります。東京都に経緯を聞くとともに、上野動物園の電気バスを見に行ってみました。 モノレー... -
トヨタとパナソニックの新会社がリチウムイオン電池の生産体制を強化〜不思議な合弁会社はなぜ生まれたのか
トヨタとパナソニックの合弁会社「プライム プラネット エナジー&ソリューションズ」は10月6日、徳島県に生産ラインを新設して車載用リチウムイオン電池を増産することを発表しました。計画している徳島工場の年間生産量はハイブリッド車50万台分に相... -
カリフォルニア州知事が2035年までに新車のガソリン車販売禁止を指示
カリフォルニア州知事は9月23日、2035年までにカリフォルニア州で販売されるすべての乗用車の新車をゼロエミッション車(ZEV)にするよう、州政府に指示しました。つまり同州ではそれ以降、ICE(内燃機関)の車の新車販売ができなくなる可能性が出てきまし... -
テスラの2020年第3四半期生産台数が過去最大を記録
テスラ社は2020年10月2日(現地時間)、第3四半期(2020年7月~9月)の生産台数と納車台数を発表しました。モデルS/X/3/Yの合計生産台数は14万5036台、納車台数は13万9300台です。第2四半期はコロナの影響で工場を停止した期間がありましたが、再開後は... -
電気自動車用バッテリーがサブスクに~中国から始まる新しいEVの使い方
中国の電気自動車(EV)ベンチャー「NIO」は2020年8月20日、EV用バッテリーメーカーのCATLなど4社と、EV用バッテリーの資産管理会社を設立しました。新たに設立された会社は、バッテリーのサブスクリプションを手がける予定です。 NIOがバッテリーをサブス... -
テスラ『パワーウォール』稼働の様子を初公開〜「ストームウォッチ」テスト運用も
テスラ・モーターズ・ジャパンが、日本で本格展開を開始した家庭用蓄電池『パワーウォール』が実際に使われている様子を初公開。停電に備えて電気を蓄える「ストームウォッチ」テスト運用の様子を披露しました。画期的な家庭用定置型蓄電池の使い勝手や動...