舘内 端– Author –

1947年群馬県生まれ。日本大学理工学部卒業。東大宇宙航空研究所勤務後、レーシングカーの設計に携わりF1のチーフエンジニアを務めるとともに、技術と文化の両面からクルマを論じることができる自動車評論家として活躍。1994年に日本EVクラブを設立(2015年に一般社団法人化)し、EVをはじめとしたエコカーの普及を図っている。1998年に環境大臣表彰を受ける。2009年東京~大阪555.6kmを自作のEVに乗り途中無充電で走行(ギネス認定)。2010年テストコースにて1000.3kmを同上のEVで途中無充電で走行(ギネス認定)。著書には『トヨタの危機』(宝島社)、『ついにやってきた!電気自動車時代』(学研新書)など多数。
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EV創世記【第15回】電気自動車からエンジン自動車へのシフト
日本EVクラブ代表の舘内端氏がEVの原点を探求し考察する連載企画。今回は、20世紀初頭のアメリカで起きた「電気自動車(EV)からエンジン自動車(ICEV)へのシフト」について考えます。 脱炭素性能の差は明らか 第14回で紹介したColumbiaはEVで成功したに... -
EV創世記【第14回】内燃機関に駆逐された「EVの宝石」
日本EVクラブ代表の舘内端氏がEVの原点を探求し考察する連載企画。実は、19世紀末から20世紀初頭のアメリカで隆盛を誇っていたアメリカのEV。今回は当時のアメリカで「EVの宝石」と呼ばれた「コロンビア」の電気自動車にフォーカスします。 EVから内燃機関... -
EV創世記【第13回】アメリカン・アーリーEVの隆盛
そもそも、なぜ世界に電気自動車シフトが必要なのか。日本EVクラブ代表の舘内端氏がEVの原点を探求し考察する連載企画。今回は、1900年前後のアメリカで数多く登場したアメリカン・アーリーEVを少し掘り下げて紹介します。 ※冒頭含めて車両画像は『MoToR'... -
EV創世記【第12回】アメリカの電気自動車 VS T型フォード〜EVは自動車なのか?
そもそも、なぜ世界にEVシフトが必要なのか。日本EVクラブ代表の舘内端氏がEVの原点を探求し考察する連載企画。今回は、自動車の始祖はそもそも電気自動車だったのではないかというポイントを考察します。 ※冒頭写真(1923 Ford Model T Street Rod T Buck... -
EV創世記【第11回】アメリカの電気自動車 VS T型フォード〜EVはなぜ駆逐されたのか?
そもそも、なぜ世界にEVシフトが必要なのか。日本EVクラブ代表の舘内端氏がEVの原点を探求し考察する連載企画。今回は、20世紀を前にアメリカで最初の隆盛期を迎えた電気自動車がT型フォードに駆逐された歴史を掘り下げます。 ※冒頭写真は、T型フォードで... -
EV創世記【第10回】20世紀初頭、電気自動車黎明期の米国に充電インフラはあったか?
そもそも、なぜ世界にEVシフトが必要なのか。日本EVクラブ代表の舘内端氏がEVの原点を探求し考察する連載企画。今回は20世紀初頭、電気自動車が第一期隆盛期を迎えたアメリカの充電インフラについて考えます。 充電インフラとネガティブキャンペーン 2009... -
EV創世記【第9回】世界で最初のEVは?
そもそも、なぜ世界にEVシフトが必要なのか。日本EVクラブ代表の舘内端氏がEVの原点を探求し考察する連載企画。第9回は世界で最初に人を乗せて走った電気自動車の話題から。20世紀初頭のアメリカに訪れた第一期EV隆盛期への流れを辿ります。 ※冒頭写真は19... -
EV創世記【第8回】電気自動車の原点〜EV諸子百家の誕生と滅亡
日本EVクラブ代表の舘内端氏が、「今、なぜ、電気自動車なのか」を語る連載企画。第8回は、20世紀初頭、普及の端緒にあったEVを駆逐したエンジン車産業隆盛の歴史を考察します。 19世紀から20世紀へ〜EV諸子百家の誕生 諸子百家とは、中国、春秋戦国時代の... -
EV創世記【第7回】日本を最初に走った電気自動車
日本EVクラブ代表の舘内端氏が、「今、なぜ、電気自動車なのか」の原点を語る連載企画。第7回は、日本を初めて走行した電気自動車について、森本雅之東海大学元教授の論文をもとに紹介し考察します。 ※記事中写真は Woods Motor Vehicle Companyのフェース... -
EV創世記【第6回】人類史上初めて100km/hを超えた電気自動車のモーターは?
日本EVクラブ代表の舘内端氏が、「今、なぜ、電気自動車なのか」の原点を語る連載企画。第6回は、人類史上初めて100km/hを超えた自動車である砲弾型EV、ジャメ・コンタント号のモーターについて考察します。 ジャメ・コンタント号はテスラ同様にツインモー...
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