眺めても乗ってもイコノクラスト、テスラ・モデルXは当代最良のクロスオーバーか?
ファルコンウイングとテスラは呼ぶものの、巷でいうガルウイング仕立てのドアにして、ピュアEV。徹頭徹尾、異端児であることを選択したかのようなモデルXに今一度、試乗してみた。確かに、他の車にもサルーンのモデルSにもない、独特の魅力がある。
こちらは各メーカーの電気自動車 試乗体験記を集めた記事一覧になります。
ファルコンウイングとテスラは呼ぶものの、巷でいうガルウイング仕立てのドアにして、ピュアEV。徹頭徹尾、異端児であることを選択したかのようなモデルXに今一度、試乗してみた。確かに、他の車にもサルーンのモデルSにもない、独特の魅力がある。
BMW i3は、EVとしても内燃機関のクルマをひっくるめても、独立峰のような、特異な一台といえる。2018年モデルでマイナーチェンジを受けたと聞いて、早速借り出してみた。とはいえ変更はデザインのみにとどまる。2年前のビッグマイナーチェンジで、サイズを変えずに22kWhから33kWh容量へと、エネルギー密度を改善したリチウムイオンバッテリーはそのままだ。
EVとしての新しさよりも、実用的なハッチバックとして何ら我慢を強いないこと。予想以上に軽快なドライバビリティ、大きなトランク容量に広い後席スペースなど、日産の新型リーフは実用面でも成熟に達した一台であることが、乗れば分かる。
外出先で急速充電が可能で、おもに駆動力をモーターに拠る分、PHEVは内燃機関との協調が前提であるハイブリッドの延長というより、むしろ限りなくBEVに近い存在といえる。モデルサイクルとして後期フェイズに差しかかった三菱アウトランダーPHEVは、前期フェイズにはなかった、成熟したパフォーマンスとアウトプットを明らかに発揮し始めている。今や世界的にPHEVのベンチマークとなった、その完成度の高さを今一度、試乗を通じて検証してみる。
昨年末から2018年3月30日にかけて公式サイトで購入希望の申し込みを募っているe-ゴルフに今回、試乗が叶った。テクノロジーパッケージが無料オプション装着され、税込価格で499万円の仕様だ(オーダーを募っている仕様は516万2800円)。