杉田 明子– Author –

2010年代に住んでいた海外では'94年製のフォード→'02年製のトヨタと化石のような車に乗ってきました。東京に来てからは車を所有していないのですが、社用車のテスラ・モデル3にたまに乗って、タイムスリップ気分を味わっています。旅行に行った際はレンタカーを借りてロードトリップをするのが趣味。昨年は夫婦2人でヨーロッパ2,200キロの旅をしてきました。大容量バッテリーのEVが安くレンタルでき、充電インフラも整った時代を待ち望んでいます。
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テスラの新しい車体戦略~軽量化を進める世界最大の鋳造技術~
電気自動車業界をリードするテスラが、アンダーボディ後部を1つのピースとして作るため、世界最大のアルミ・ダイキャスト・マシンに大きな投資をしました。車のパーツとしてはこれまでにない規模になるダイキャスト設備に関する詳細を、『Automotive Engin... -
カリフォルニア州がゼロ・エミッション車以外のトラックを販売禁止へ
米国カリフォルニア州は、自家用車のBEV比率を上げるよう規制を設けるなど、大気汚染改善策としての電気自動車推進に早くから積極的です。今回の発表では、段階を踏んでゼロ・エミッション以外のトラックを全面禁止にする方針を打ち出しました。 アメリカ... -
メルセデス・ベンツとNVIDIAの協業に関する私見と疑問
先週メルセデス・ベンツとNVIDIAが次世代モデル車両用のソフトウェアに関し協業することを発表しました。ラグジュアリー車両の雄と半導体業界でリードを取る企業がタッグを組むということで日本でも複数メディアに報じられましたが、その実態はどうなので... -
テスラの蓄電システム『Megapack』をカリフォルニア州でピーク時の電力供給用に採用
カリフォルニア州ベンチュラ郡では、今までピーク時の電力を供給してきた天然ガス利用の尖頭負荷発電所を作り変える予定で、Strata Solarが事業を受注していました。当初Strata Solarは自ら蓄電システムを構築していましたが、今回正式にテスラのMegapack... -
テスラ『モデルSロングレンジ・プラス』のEPA航続距離が400マイルを超えた!
電気自動車業界を牽引するテスラのセダン、モデルSが米国EPA基準の航続距離で400マイル(約644km)を超えた初のEVとなりました。東京から北は岩手県、西は岡山県あたりまで途中充電無しで走行できる航続距離です。CleanTecnicaからの詳報を、全文翻訳でお... -
テスラ『セミ』とニコラ『クラス8』トラックの運転コストを米投資会社が深掘り
今月第1週目にナスダック市場へ上場した米スタートアップのニコラ・モーターは、水素燃料電池トラックを製造予定です。上場から1週間で株価は倍近くになっており、期待が寄せられていますが、実際、展望はどうなのでしょう? TESMANIANから全文翻訳記事を... -
ハワイで進展する16の太陽光発電&蓄電プロジェクト
ハワイでは2045年までにすべての電気を再生可能エネルギーとする目標を立てており、当ブログでもハワイアン・エレクトリックがテスラのMegapackを利用した蓄電計画を立てているニュースをお伝えしました。今回は新たに16のプロジェクトの詳細が報じられま... -
コロナウイルスが2020年の電気自動車産業に与える影響
コロナウイルス感染拡大の影響で経済や私達の生活がどう変わっていくのか、まだまだ不透明な事柄は多いです。短期的な自動車産業への打撃は避けられない状況ですが、電気自動車のセールスにはどのような影響が出るのでしょうか。『CleanTechnica』で2020年... -
アフリカのモビリティが示す電気自動車による生活の変革〜『MFA』の取り組み【パート2】
先日お伝えしたジンバブエにおけるスタートアップ企業MFAの、電動モビリティへの取り組みに関する記事の第2弾です。今回はMFA創設者のShantha Bloemen氏へのインタビューをもとに、アフリカの地方で何が必要とされているのか、電動車両がどう活用されてい... -
アフリカのモビリティが示す電気自動車による生活の変革〜スタートアップ企業『MFA』の取り組み
世界の電気自動車シフトが加速しています。とはいえ、まだ高価な車両が多いことから、先進国の一部だけで受け入れられるモビリティと見られがち。そんな中、アフリカ辺境地域の経済を電動車両と電力網を包括的にカバーしたプロジェクトで盛り上げようとし...