杉田 明子– Author –

2010年代に住んでいた海外では'94年製のフォード→'02年製のトヨタと化石のような車に乗ってきました。東京に来てからは車を所有していないのですが、社用車のテスラ・モデル3にたまに乗って、タイムスリップ気分を味わっています。旅行に行った際はレンタカーを借りてロードトリップをするのが趣味。昨年は夫婦2人でヨーロッパ2,200キロの旅をしてきました。大容量バッテリーのEVが安くレンタルでき、充電インフラも整った時代を待ち望んでいます。
-
バッテリーと原料採掘の膠着状態がEV革命を脅かす
電気自動車のバッテリーにはリチウムやニッケルなどの金属が使われており、EV生産量が増えれば当然必要な金属も増えてきます。リサイクルを含め、供給をいかに安定させるか様々な企業が模索していますが、その第1段階である採掘はどうなっていくのでしょう... -
ノースボルトが電気自動車用バッテリーのギガファクトリー用に30億ドルを投資
先日独占インタビュー記事をお届けしたピーター・カールソン氏が率いるバッテリースタートアップのノースボルトが、巨大工場用に30億ドルを調達しました。名だたる世界的金融機関が出資しており、注目度の高さが伺えます。このニュースに関する分析記事を... -
電気自動車用バッテリー企業『ノースボルト』社CEOインタビュー【パート3】~低排出の優位性、プロダクトミックスと製品戦略~
スウェーデンのバッテリー・スタートアップ企業であり、強豪でもあるノースボルトのCEO、ピーター・カールソン氏への『CleanTechnica』インタビュー記事。シリーズ最後のパート3では、ノースボルトの低排出工業へのアプローチ、プロダクトミックスと戦略的... -
電気自動車用バッテリー企業『ノースボルト』社CEOインタビュー【パート2】~EV市場の成長と水力発電~
スウェーデンのバッテリー・スタートアップ企業であり、強豪でもあるノースボルトのCEO、ピーター・カールソン氏への『CleanTechnica』インタビュー記事のパート2です。今回はヨーロッパEV市場の成長、ノースボルトの生産規模拡大の計画とタイムライン、低... -
ニューヨーク州がEV充電区画へのICE駐車を法律で禁止へ〜電気自動車オーナーの小さな勝利
電気自動車の充電スペースにガソリン車が駐車をしていて充電できないという問題に困っているのは、日本だけではないようです。英語ではICE(内燃機関車)がEV充電スペースを占拠する行為を「ICE-ing」と呼びますが、このたびニューヨーク州でこれを違法と... -
欧州の電気自動車用バッテリー企業『ノースボルト』社ピーター・カールソンCEOインタビュー【パート1】
CO2排出削減を進めるため、欧州では電気自動車へのシフトが急速に進んでいます。EVのバッテリーに関してはアウトソーシングをする大手自動車メーカーがほとんどですが、電気自動車用バッテリーのスタートアップとして注目されるノースボルトのCEO、ピータ... -
アウディはEVを冷遇。CEOが「内燃機関開発に大きく投資を続ける」と表明
昨年フォルクスワーゲンは大々的に『ID.3』を発表、CEOの Herbert Diess氏もたびたび電動化シフトへの重要性を語り、VWグループは電気自動車生産へ加速していくのかと思われました。しかし今回、VWグループ傘下のアウディCEOが方向性の違う発言をし、さら... -
ホンダは目を覚ましたのか?〜中国CATLと電気自動車用バッテリーに関する包括的戦略アライアンス契約を締結
ホンダが自社の電気自動車開発のため、中国のCATLとタッグを組むことが発表されました。バッテリーの安定供給がその主な目的ですが、ホンダのEV戦略はどうなっていくのでしょうか? 『CleanTechnica』より、全文翻訳でお届けします。 元記事:Is Honda Wa... -
日本の電気自動車シェアはたった0.7%。これはキビしい……
ヨーロッパでは遅くとも20年以内のガソリン車販売禁止が決定、アメリカでも先日カリフォルニア州でゼロ・エミッション以外のトラックが段階的に販売禁止となることが決まり、電気自動車シフトに向けて世界が動いています。それなのに……、電動化が進まない... -
テスラの新バッテリー戦略『ロードランナープロジェクト』〜より安価で高性能な電気自動車用電池開発へ
テスラがカリフォルニア州フリーモントにある自社工場の2階を大幅に改築し、バッテリーの研究と大量生産に注力するべく申請したことが明らかになりました。海外で報じられた内容をご紹介します。 ロードランナープロジェクトの概要 テスラは新たなバッテリ...
-
テスラ『モデルY』のインテリア、トランク、フランクなどのサイズ
テスラから待望の電気自動車新モデルであり大衆向けSUVである、モデルYのデリバリーが始まりました。オーナーのVincent Y 氏が、先日納車されたモデルYの車内の大きさを、写真とともにレポートしてくれました。『TESMANIAN』から全文翻訳でお届けします。 ... -
中国で進展するEVバッテリー交換方式の『ビッグ3』~NIO, Aulton, Geely
中国で電気自動車のバッテリー交換システムを進めているのはNIOだけではなく、AultonやGeelyも含めて「ビッグ3」となりつつあります。『ChinaAutoReview』元編集長で、中国のEV情報をポッドキャストやSNSで発信しているLei Xing さんから英文記事を寄稿い... -
EVオーナーは知っておきたい「リチウムイオンバッテリーの上手な使い方」
電気自動車やスマホなどに使われるリチウムイオン電池は、時間が経つとともに持ちが悪くなってきます。そのメカニズムと電池寿命を伸ばすヒントを分かりやすくまとめた記事が米CleanTechnicaに掲載されました。全文翻訳でお届けします。 元記事:Great Tip... -
テスラの新しい車体戦略~軽量化を進める世界最大の鋳造技術~
電気自動車業界をリードするテスラが、アンダーボディ後部を1つのピースとして作るため、世界最大のアルミ・ダイキャスト・マシンに大きな投資をしました。車のパーツとしてはこれまでにない規模になるダイキャスト設備に関する詳細を、『Automotive Engin... -
テスラの新しい自動運転コンピューター『HW3』は怪物だ!
自動車の完全自動運転現実化については喧々諤々の議論が続いていますが、それに向けて技術は確実に進歩しています。その要となるコンピューターチップについて、テスラがAutonomy Day(投資家向けの会合)でのプレゼンテーションで詳しく解説をしていまし... -
テスラ モデルYに使われるCATLの「M3P」バッテリーは次のLFPとなるか
電気自動車の世界では、最新のバッテリーセル化学を巡って、ここ数週間から数カ月の間、「M3P」バッテリーが注目されています。M3PはCATLのリン酸マンガン鉄リチウムまたはLMFP電池として知られています。 【元記事】CATL’s M3P inside the Model Y: the n... -
テスラ モデルS プラッドが4分の1マイル(ゼロヨン)で世界最速となる『9.23秒』を記録
もうすぐデリバリーが始まるテスラの高級セダン、モデルSプラッドが、いわゆるゼロヨンで世界最速となる9秒23を記録したことが報じられています。アメリカメディア『Clean Technica』から、全文翻訳記事でお届けします。 元記事:Tesla Model S Plaid Sets... -
米国大手充電ネットワークが「CHAdeMO」を段階的に廃止することを発表
米国Electrify Americaが、2022年からCHAdeMO規格の充電器を段階的に廃止していくと発表しました。今まで充電規格が統一されてこなかった弊害に関して論じる記事を米メディア『CleanTechnica』が報じています。全文翻訳でお届けします。 Electrify America... -
電気自動車は寒さに弱い?〜極寒のカナダでテスラ車がどれだけ耐えられるか実験
電気自動車普及が本格化していますが、極寒地域での使用にEVは耐えうるのか不安を抱えている方も多いようです。そこで気温が-30℃まで下がるカナダのテスラオーナーが実験をしました。全文翻訳記事でご紹介します。 元記事:Tesla Cold Weather Experiment ... -
CATL製『麒麟電池(Kirin battery)』の電荷量は「4680セル」に比べて13%増
電気自動車用バッテリー関連の技術は日進月歩で進化しています。世界最大手のCATLから登場する、その名も「麒麟電池」は4680セルの先を行くものになるのでしょうか。米メディア『CleanTechnica』の記事を全文翻訳でお届けします。 元記事:CATL Kirin Batt...