2020年、日本に登場する電気自動車は?【新春まとめ】

EVsmartブログ読者のみなさま、あけましておめでとうございます。2020年、令和2年、東京オリンピックも開催される「時代の節目」となりそうな年の幕開けです。電気自動車普及のためには、買える車種が増えることが必須条件。期待をこめて、2020年に日本デビューする電気自動車をまとめてみます。

2020年、日本に登場する電気自動車は?

『Honda e』は2020年夏に日本発売

日本の庶民として最も期待感が大きい新登場の電気自動車が、昨秋の東京モーターショーで日本初披露となった『Honda e』です。日本発売は2020年、夏ごろの予定。搭載する電池容量は35.5kWh。実用的な航続距離200kmを標榜しています。

日本での価格は未発表ですが、先行して予約受付が始まっているイギリスでの価格は2万610ポンド(約376万円)〜。あと50万円くらい安いとさらにうれしいですけど、ホンダが量産する初めてのフルEVとして、それなりに魅力的な価格&スペックなのではないかと思います。

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ライバルになるのはプジョー『e-208』?

2020年7〜9月ごろの日本導入を発表しているのが、プジョー『e-208』です。電池容量は50kWh。CEOのジャン・フィリップ・アンパラト氏自ら「1000万円を超えるようなEVばかりが増えても買える人はひと握り。(中略)Bセグメントで、より多くの人が買うことができるEVを用意する」と明言して登場する電気自動車です。

これも日本での価格は未発表ですが、欧州各国の価格は350万〜400万円程度。価格的にもボディサイズ的にも、『Honda e』のライバルとなるピュアEVといえるでしょう。

ちなみに、日本市場で先行している日産リーフは、40kWhの中級グレード「X」が約382万円〜。62kWhの『e+』は約440万円〜という価格帯。500万円以下で買える新車EVの選択肢がグッと広がることになります。

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レクサス『UX300e』は2021年前半の発売か

いわゆるBセグメントの「買いやすい電気自動車」群のやや上位の位置付けとして登場しそうなのが、昨秋の広州モーターショーで世界初公開されたレスサス『UX300e』です。2020年には中国や欧州などで発売。日本での発売は2021年前半予定とされています。

バッテリー容量は54.3kWh。日本での価格は当然まだ未発表ですが、レクサスの入門モデルといえる『UX』がベース。ハイブリッドモデルの『UX250h』が約433万円〜というあたりから想像すると、500万円を少し超えるくらいの価格になるのではないかと思われます。

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500万円台で電気SUVといえばテスラ『モデルY』がライバルか?

SUVの電気自動車ということであれば、テスラ『モデルY』も2020年秋頃の発売が発表されています。すでに予約受付が始まっているロングレンジ(RWD)は航続距離300マイル(約483km)で価格が4万3700ドル(約475万円)。

モデル3では、アメリカなどで2017年夏から納車が始まったのに対して、日本では2019年9月がデリバリー開始と、約2年遅れとなりました。モデルYがどうなるかは未知数ですが、500万円前後で取り回しやすいSUVとして『UX300e』と比べると、コストパフォーマンスは圧倒的にモデルYが優位ですね。

モデルYの日本導入も待ち望みつつ、トヨタ&レクサスがどんな対抗策を打ち出してくるのかといった点にも注目しておきたいと思います。

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マツダ『MX-30』という電気自動車も出るけれど……

電気SUVでもう一台。マツダ『MX-30』も2020年に欧州で発売されます。日本では2021年と噂されていますが、正式な導入時期などは未発表。日本向けには、ロータリーエンジンのレンジエクステンダー(エンジンを発電機として使用)を設定するのでは、ともいわれています。

電池容量は『Honda e』と同じ35.5kWh。ヨーロッパでは3万3990ユーロ(約414万円)〜となっているので、レンジエクステンダー搭載車はやはり500万円程度の価格になりそうです。

東京モーターショーでも、マツダのプレゼンテーションでは「EVであること」よりも「デザイン」や「人馬一体感」といった付加価値的なフィーリングを強調していました。とはいえ、モデルYを筆頭にいくつかの選択肢が並びそうな電気SUVとして、なかなか厳しい競争に挑むことになりそうです。

テスラ『サイバートラック』も気になる!

発売予定は2021年後半なので、日本登場は2022年あたりまでずれ込みそうだし、そのボディサイズは日本にはまったく不向きではありますが、やっぱりテスラの『サイバートラック』も気になります。

6人乗りで、250マイル(約402km)以上のシングルモーターRWDで価格は3万9900ドル(約434万円)〜。500マイル(約805km)以上の航続距離を誇るトリモーターAWDでも6万9900ドル(約760万円)〜。

「EXOSKELETON」と呼ばれる甲殻類みたいな構造が画期的で、コストダウンも実現できているのだと推察します。『サイバートラック』が具現化する新しい常識に乗っかって、どこかのメーカーが安くてコンパクトな電気自動車を出してくれるといいのに、な。

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トヨタ『RAV4 PHV』も2020年夏発売

ピュアEVではないですが、アメリカで公開されたプラグインハイブリッドの『RAV4 Prime』も、2020年夏には日本でも発売されることが発表されています。

電池容量や価格は未発表ですが、すでに日本でも発売されている充電できないハイブリッドモデルが約390万円なので、400万円台後半くらいになるのではないかと予想できます。

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アウディ『e-tron』も2020年にようやく日本デビュー

そうだ、忘れちゃいけません。すでに欧州やアメリカでは発売されているアウディ『e-tron』。日本にはなかなか導入されませんでしたが、アウディジャパンのウェブサイトを確認すると、「2020年、いよいよデビュー」と紹介されていました。

バッテリー容量95kWh。アメリカでの価格は7万4800ドル(約814万円)なので、日本での価格は800〜900万円くらいに設定されるでしょう。テスラ『モデルX』、ジャガー『I-PACE』、メルセデスベンツ『EQC』などズラリと並んだプレミアム電気SUVのなかでは、ややお手頃な価格、ともいえます。

それにしても、これだけ大容量電気自動車のタマが出揃ってくると、CHAdeMO150kW規格急速充電器の普及も急いで欲しいと感じますね。

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BMW『iX3』も2020年に登場かも?

2020年に発売が噂されている電気SUV、まだありました。2019年12月にドライブトレインの概要などが発表されたBMW『iX3』。バッテリー容量は74kWhで、440km以上の航続距離を実現するとされています。

電池容量から推察すると、メルセデスベンツ『EQC』やアウディ『e-tron』よりも、もう一段手が届きやすい価格帯を突いてくるのではないかとも思われます。

ポルシェ『タイカン』は9月以降に日本登場!

SUVが続きましたが、圧巻のスポーツEVも登場します。そう、ポルシェ『タイカン』。2020年9月以降には日本にも導入されることが発表されました。

ドイツでの価格は「ターボ」で15万2136ユーロ(約1790万円)〜。日本での価格は未発表ですが、期間限定の「タイカン予約プログラム」の申込フォームが公開されています。購入希望の方はどうぞこちらへ。

『Porsche タイカン公式サイト』(日本)

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トヨタの『超小型EV』も2020年冬ごろ発売予定

そういえば、東京モーターショーでお披露目されていたトヨタの『超小型EV』も、2020年冬ごろの発売予定とされています。

2人乗りで最高速度は60km、一充電航続距離は100kmで、おそらく急速充電にも対応しないでしょう。法律上の登録としては、軽自動車でもない「超小型モビリティ」の枠組が、いよいよ実現することが前提です。

この『超小型EV』にはあまり興味はそそられないですが、すでに実証実験などが行われているトヨタの『i-ROAD』や日産『ニューモビリティコンセプト』など、今までの「自動車」の範疇には入らない、ユニークで使い勝手のいい電気モビリティが日本でもちゃんと走れるようになることには期待したいところです。

2020年には出してほしい、日産&三菱の軽自動車EV!

2020年に出る予定のEVをまとめておこうと気軽に書き始めたら、思った以上にザックザクで、新年早々ずいぶん長い記事になってしまいました。

フォルクスワーゲン『ID.3』の日本導入は2022年以降になりそうですが、テスラ『モデル3』は日本でまだまだ売れるでしょうし、『Honda e』やプジョー『e-208』など、今まで日産リーフが孤軍奮闘していたアンダー500万円のクラスにいくつもの選択肢が登場してきます。

とはいえ、それでも電気自動車はまだまだ高い。

日本で電気自動車が本格的に普及するためには、軽自動車のカテゴリーに、買いやすく、魅力的なEVが登場することが不可欠でしょう。ただし、三菱『i-MiEV』の新車価格約300万円〜はやはりちょっと高過ぎます。

私が中古EVを購入する際には、150万円で150kmを目安にして購入するクルマを検討しましたが、実際、日常的に不満なく使えて時にはちょっとした遠出も楽しめる性能を求めるなら、ホンダが選択したように一充電航続距離200kmが目安。これなら、高速道路巡航で150km程度は不安なく走りきることができます。

電池容量20kWhでEPA航続距離にして150〜180km程度の軽自動車で、価格は150〜200万円くらいに抑えたモデルが登場すれば、日本におけるEV普及の景色が一変するのではないか、と期待しています。もしかすると、世界に通用する軽自動車になるかも知れません。

何が言いたいかというと、日産と三菱が合弁で設立した『NMKV』が開発しているはずの軽自動車EVが、150万で150km、あるいは200万で200kmを実現して登場してくれることに、とても期待しています。

2019年の東京モーターショーで、日産は軽自動車サイズのEVコンセプトカー『IMk』を発表しました。個人的には市販版のワールドプレミアくらいのことを期待していたので「なんだ、まだコンセプトカーなのか」とがっかりして、EVsmartブログでも記事にしないでスルーしたんですけど……。

2019年は何かと逃げ出したくなるようなニュースが続いた日産ですが、2020年には心機一転、ぜひ、市販版『IMk』を発表し、発売してくれますように!

あ、でも、オートパイロットとか奮発して250万円〜、とかいうのは、ちょっと勘弁して欲しいけど。

なにはともあれ。2020年は電気自動車普及にとって、重大な1年間になることは間違いないでしょう。読者のみなさま、今年もよろしくお願いいたします!

(文/寄本 好則)

この記事のコメント(新着順)9件

  1. 私用にはPHEV 家内用にはリーフ+太陽光発電システム+V2Hで快適なスマートハウスにしています。
    単体では高価だが、システムとして構築した場合には割安感が高い。
    我が家ではガソリン代も含めた総エネルギー費用は劇的に下がった。
    家内のリーフも9年目8万㎞で替え時ですが、バッテリー以外どこも悪くない。
    バッテリー交換費用が60-80万と言われていますが、80万円で乗り続けられる。
    これって、メーカーにとって驚異だろうなあ。
    EVって制御系のコンデンサー辺りがパンクするまで家電のように使い続けられる。
    若い頃は、ガソリン車も5万㎞くらいのったらエンジンやミッションがヘタって、程度の良い中古に載せ換えってのもあるくらいだった。
    現状ガソリン車が完成の域だからそれと比較されるとEVは辛いが、既に実用性としては十分だろう。
    eTRON1,000万以下ならPHEVの買い換えの最有力候補です。
    PHEVで実感しているが、AWDをモーターで成立させる方式は、抜群の全天候操舵性能で、機械式のようなディレイもなく、安定している。 静かで心地よい室内。
    これを体験してしまうと、EV意外に興味が無くなってしまった。

    1. EV乗り9年目さんのレポート参考になります!
      やっぱりシステム化が一番分かりやすい!!「動く蓄電池」実践好例ですよホンマ。
      かくいう自分も3年後の卒FITをにらみ「ソーラー+リーフ30kWh以上+V2H」検討中です…といってもV2Hが高いうえ既にi-MiEV(M)+MiEVpowerBOXがあるので急いで変える迄もないです。ソーラー発電実効値が概ね2.7kWなので3kW充電すると快晴でも一部買わなきゃいけないし曇ると損なのは承知の上ですが深夜充電より安くなる計算、売電が減る分金銭的に損ですが実験データを得られ知見も増えるので割り切ってますww
      課題はV2H普及大量生産によるコストダウンですかねぇ…V2L(ニチコンpowerMOVERなど)も普及してゆけばもう少し安くなると踏んでます。ただニチコン製は重たく携帯性に難があるので三菱の100V/1500W程度が普及すればいいですが、それか電源装置を車体標準装備にして量産コストダウンにより安くするかでしょうか?

  2. 車体価格80万円、バッテリは2〜3年で劣化していいので換装を簡単にする。バッテリの支払いは、サブスクリプション方式。月々3000円払って、交換時に残容量に応じて最大10万円支払う。こんな車作れませんか?

  3. 誰か4人乗れて、100万円で100km走るEVを作ってください。EVの良さは走りと静かさ。それがあれば、もともと近距離しか走らないので、航続距離が短くても100万円クラスのガソリン車に勝てます。200万円で200Kmではガソリン車に対抗できません。ガソリン車のほうも走りも静かさもそこそこよいので、どうしても走行距離を意識してしまいます。走行距離では、EVの大幅な負けです。安いEVを作るには、バッテリ価格の大幅な低下が必要です。電池の性能はそこそこでよいので、安いバッテリを作ってください。

  4. ミニキャブミーブ5年ちょっと。
    素晴らしい日本の車です。ただし保守技術が、つまり日本全体の技術が低すぎる。大人二人が横になれるCO2排出気にせず車中泊が出来る唯一無二。
    これで4WDなら災害時や雪道に最高選択。補助金差し引き後250万なら充分過ぎる。

  5. あけましておめでごうございます。
    先日片道300㎞新宮市まで、24KW型5年落ちのリーフで行ってきました。
    走行性能は問題ないですが、50~70㎞毎に急速充電で10回位使いました。
    一名乗車+ヒーター無、シートヒーターメインはやっぱ寒かったw
    できる限り一般道利用で充電設備は割とあり、
    充電不可能が一か所(ひたすらエラーになる) 
    専用カード借りる必要があったのが一か所
    充電待ち遭遇は一回だけ(近隣のスポットへ移動)
    勿体ないなと思うことは
    8kw~10kw程度貰うのに25分~30分(20%以上残して充電していたため)
    充電器の出力半分も使えてない時すらある。
    深い放電時は、44kwや50kwで時間短縮になるものの
    70%~80%にするまでの時間が長くて何時も勿体ない気がする。
    最後に、EVとEVスマートで充電器報告とタイマー稼働の普及が進んでほしいです。

  6. あけましておめでとうございます。
    リーフを買ったあと「今度は7人乗りのeNV200にしよう」と思ったら販売終了。MC後も日産はあまり売る気がないようです。国産EVのバリエーションは9年前と全然変わっていないです。リーフはEVだから買いましたがガソリン車ならレンタカーぐらいでしか使わないタイプです。欲しい物がありません。
    EVsmartブログさんには頑張っていただいて国産メーカーの目を覚ませてやって欲しいです。(日産の事をつい国産メーカーと思ってしまいます。)

  7. 謹賀新年2020本年もヨロシクです!

    言われるとおり日本は相変わらず路地裏など道路事情が悪いですし今後高齢化で運転技量が低下し大きい車を避ける傾向もあるので電気軽自動車拡販は必須と僕も考えます。
    しかし今まで三菱ミーブシリーズ以外は出ていない現状は以下3点の問題が未解決だからでしょう。
    1.サイズが小さいがゆえに電池容量が制限され航続距離が短すぎる
    2.値段がまだ高い(主にリチウムイオン電池代)
    3.リチウムイオン蓄電池が劣化しやすい
    いずれもi-MiEV(アイミーブ)が拡販に失敗した原因。僕が乗ってるMタイプは1.以外すべて解決済…Mタイプは新車でも補助金込200万円以下だったのでそれを売りにすればよかったのにとも思いませんか?
    ちなみに東芝の試算によると次期型SCiBはi-MiEV(M)換算でJC08モード320km
    走行可能なスペックだとか。容量2.5倍とすればたぶんWLTCモード200kmいくはずです。200km走れて240万だったら僕も検討に入れたいです。(自宅ソーラー発電FIT切れの際に検討するかも)

    いずれにせよ日本人に電気自動車が普及しにくいのは完璧主義の蔓延が原因です。ハイブリッドがもてはやされたのも完璧に近いからと思われますが。
    個人的にアイミーブを採点すると60~70点、理由は冬の寒さ・値段の高さ・航続距離の短さ。しかし「手がかかる子ほど可愛い」といわれるようにユーザー自身が色々工夫することで何とかなるものですよ。むしろそれを子孫に教えない現代教育の悪さが問題であって。
    昔の歌にも「0点なんかじゃ許さない100点取る人大嫌い、知っているのにわざと間違える65点の人が好き」とある通りですよ。どんなものにも長所短所がありそれをうまくバランスさせるのが大事、割り切るところは割り切って65点にするなら僕は歓迎です。

    1. いつもコメント楽しく拝見させてもらってます。
      同じiMeiv M(SCiB10.5kw)乗りです。

      > Mタイプは新車でも補助金込200万円以下だったのでそれを売りにすればよかったのにとも思いませんか?

      それ知ってたらもっと早く新車購入してたかもしれません。
      私は5年落ち48000kmの個体を総額80万円で購入しました。
      冬のアイミーブの寒さはキツイですね。
      工夫して乗ってますから慣れました。
      毎日32km走りますが、暖房かけると40キロで電欠になり厳しいので、自己責任でガスヒーターを搭載しました。今度は暑すぎて外気導入ファン全開で走ると言う非効率な事やってます。笑
      こう言う工夫も、負け惜しみながら楽しく過ごしています。
      カーエアコンの開発現場で働く息子曰く、電気自動車用で寒さにも負けないヒートポンプエアコンの実用化が近いと言ってました。

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この記事の著者


					寄本 好則

寄本 好則

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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