箱守 知己– Author –

1961年生まれ。青山学院大学、東京学芸大学大学院教育学研究科、アメリカ・ワシントン大学(文科省派遣)。職歴は、団体職員(日本放送協会、独立行政法人国立大学)、地方公務員(東京都)、国家公務員(文部教官)、大学非常勤講師、私学常勤・非常勤講師、一般社団法人「電動車輌推進サポート協会(EVSA:Electric Vehicle Support Association)」理事。EVOC(EVオーナーズクラブ)副代表。一般社団法人「CHAdeMO協議会」広報ディレクター。
電気自動車以外の分野では、高等学校検定教科書執筆、大修館書店「英語教育ハンドブック(高校編)」、旺文社「傾向と対策〜国立大学リスニング」・「国立大学二次試験&私立大学リスニング」ほか。
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集合住宅へのEV充電器設置事例【4】賃貸マンション駐車場に大家さんと居住者がテスラ用を設置
電気自動車(EV)普及のポイントでもある集合住宅への充電器設置について、具体的なノウハウを知る事例レポート第4弾。埼玉高速鉄道鳩ヶ谷駅前の賃貸マンションで、大家さんが電柱からメーターまで、住民がメーターから充電プラグまでを設置した事例をご紹... -
横浜市とe-Mobility PowerがEV普及促進に向けた連携協定を締結 〜 これまで無かった場所にも設置か
2020年3月17日、神奈川県横浜市とe-Mobility Powerは、横浜市内のEV/PHEV普及促進の連携協定を結びました。集合住宅が充電器を設置する際の補助金を創設し、急速・普通充電器を従来の設置場所にとらわれず増やすなど、EV/PHEV普及をさらに促して「脱炭素横... -
BMWのBEV(電気自動車)はどこへ向かう 〜「Concept i4」発表
2020年3月3日、BMWは2021年発売予定の「i4」のコンセプトモデルを発表しました。4ドアのグランクーペで、性能的にはICEのM3を凌駕しています。BMWのBEVは今後はどこに向かうのでしょうか。また、車格は少し違いますが、欧州でも大人気のテスラ・モデル3を... -
自動運転の「Waymo」が初の大型外部投資を受け入れ
自動運転で知られるアメリカの「ウェイモ(Waymo)」は米IT大手Googleの兄弟会社ですが、今回、外部からの初の大型投資を受けることが明らかになりました。米国や中国を中心に居並ぶ自動運転スタートアップから「頭一つ抜きん出る」可能性が高まりました。... -
テスラがGF2での太陽電池製造でパナソニックとの共同生産を解消へ
米テスラは、同社「ギガファクトリー2(GF2)」でパナソニックと行ってきた「太陽電池」の共同生産を解消するようです。中国製品が年々品質を向上させるなか、日本メーカー退潮の現れだとの指摘がある一方、テスラの求める極端な製品に「うちではちょっと... -
【追記あり】テスラが交渉か? 電気トラックは独の日曜祝日トラック運行禁止の例外へ
ドイツでは1956年から日曜・祝日の大型トラックの運行が禁止されています。市民が静かで埃っぽくない休日を過ごせるように、という配慮です。これに対しテスラは、電動トラック・牽引車「Semi」の発売を控え、運行禁止の例外措置を求めているようです。 20... -
電車+バス片道30kmの通勤を、電気自動車で片道33〜40kmに切り替えてみた
大都市圏での自家用車通勤は大気汚染や渋滞のリスクを高めるとして、一般的には否定的に見られています。では、空気は汚さないBEVだったらどうでしょうか。今回の実体験レポートは都心部ではなく郊外で行っています。「時間を取るか、自由を取るか」の2択... -
集合住宅へのEV充電器設置事例【3】賃貸マンション平置き駐車場に自費で設置 〜 追記あり
電気自動車(EV)普及のポイントでもある集合住宅への充電器設置について、具体的なノウハウを知るためのシリーズ企画。今回は事例レポートの第3弾。東京都「市部」のマンションで、なんと初の「賃貸物件」です。住民が大家さんを説得し、費用を個人負担。... -
欧州電気自動車充電ネットワークの『IONITY』がkWhベースの新料金体系を発表
2020年1月16日、フォルクスワーゲンをはじめとする欧米の自動車会社が参加して、欧州で急速充電器ネットワークを提供しているIONITY(アイオニティ)は、2020年1月31日から、充電する電力量に基づいた新しい課金体系に移行することを発表しました。 IONITY... -
集合住宅への充電器設置事例【2】区分所有者が自腹で設置した小規模マンションの機械式駐車場など
電気自動車(EV)普及のポイントのひとつでもある集合住宅への充電器設置について、具体的なノウハウを知るためのシリーズ企画。今回は具体的事例レポートの第2弾。東京都23区内の小規模マンションで、区分所有者が費用を個人負担して、機械式駐車場などに...
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元祖 軽EV『i-MiEV』の根強い人気の理由を探る〜中古車専門店インタビュー
日産からサクラ、三菱からekクロスEVと、軽規格のBEVが発売されて好評です。EVシフトの新たなステップが進む中、10年以上前に発売された軽EVの『MiEV』シリーズが中古市場で人気。この秋にはミニキャブMiEVの販売が再開されることが決まっています。はたし... -
10.5kWh電池のアイミーブMで往復1,200kmの遠距離はどうなの? 【往路編】
日本で市販されている電気自動車では10.5kWhと最も容量の小さい電池を積む「三菱 アイミーブ Mタイプ」で、首都圏から東北地方まで往復1,200kmの遠距離を走ってみました。カタログ上では「最大走行距離120km」とある同車でどう走行・充電すれば可能だった... -
日産が62kWhの電気自動車「新型リーフe+」発表。電池冷却システムは無いが新搭載方法で発熱に対処
日産自動車は2019年1月9日、62kWhの電池を搭載した「新型リーフe+(イープラス)」を発表しました。電池のエネルギー密度は25%、航続距離は40%向上し、最高出力とトルクがアップしました。今回も電池の冷却システムは搭載されませんでしたが、電池の搭載方... -
25万7千キロ走っても、テスラのバッテリー劣化は10%以下
オーナーにとっても購入を検討している人にとっても、電気自動車(EV)の走行用バッテリーの劣化は一大関心事です。最近の調査によると、テスラ・モデルSは25万7千キロメートル(16万マイル)走っても容量低下は10%以内であることがわかりました。 EVに関... -
空冷BEV(三菱アイミーブM)で酷暑の往復250kmってどう?
電気自動車にとってバッテリーの温度管理が極めて重要なことは広く認識されるようになりました。タフさには定評のあるSCiBを積む三菱アイミーブMタイプですが、自然冷却で連日35℃越えの酷暑の中を250km走ったらどうなるか、実際に試してみました。 電気自... -
リーフe+62kWhのバッテリー温度管理の追加情報と、ZE1の充電プロファイル更新
日産リーフe+62kWhが1月23日に発売されました。発表直後の10日に当ブログでは「EV目線」の速報をお伝えしましたが、その後、バッテリー温度管理などの情報が入りましたのでお伝えします。従来のZE1向けの充電プロファイル更新の情報もあります。 冷却機能... -
Electrify America社が独・Hubject社と提携し、充電器に繋ぐだけで認証可能なサービス開始へ
フォルクスワーゲンの子会社で、全米に急速充電網を提供している「Electrify America(EA)」社が、充電インフラ・サービスのドイツ企業「Hubject」社と提携し、電気自動車に「充電プラグを繋ぐだけで自動的に認証を済ませて充電を開始してくれるシステム... -
世界初の量産電気自動車『i-MiEV』が生産終了へ〜 ユーザーの想いを聞いてみた
2020年9月18日、三菱自動車工業は、世界初の量産「バッテリー型電気自動車(BEV)」である『i-MiEV(アイミーブ)』の生産を、2020年度中に終了すると報じられています。一つの時代が終わります。「まだまだ乗り続けるゾ」というユーザーの熱い想いを取材... -
テスラ『モデル3』で広島まで約904kmを充電1回で走破〜「EVは航続距離が短い」はもう古い
7月30日から31日にかけて、テスラ『モデル3』で、埼玉県所沢市から広島県広島市の広島SC(スーパーチャージャー)までの約904kmを「途中充電1回」だけで走破することができました。今でも「電気自動車は航続距離が短い」と言う人がいますが、そんな思い込... -
欧州電気自動車充電ネットワークの『IONITY』がkWhベースの新料金体系を発表
2020年1月16日、フォルクスワーゲンをはじめとする欧米の自動車会社が参加して、欧州で急速充電器ネットワークを提供しているIONITY(アイオニティ)は、2020年1月31日から、充電する電力量に基づいた新しい課金体系に移行することを発表しました。 IONITY...