『Hyundai House Harajuku』期間限定オープン〜最新EV『IONIQ 5』は「買い」なのか?

東京・原宿駅前に最新電気自動車『IONIQ5』や水素燃料電池SUV『NEXO』のショールーム『Hyundai House Harajuku(ヒョンデハウス原宿)』がオープンしました。はたして『IONIQ 5』は「買い」なのか? 実車に触れつつ考えてみました。

『Hyundai House Harajuku』期間限定オープン〜最新EV『IONIQ 5』は「買い」なのか?

5月28日までの期間限定

2022年2月19日(土)、東京・原宿駅前にHyundai Mobility Japanが「LIFE MOVES.」=ZEVから生まれるサステナブルで創造的な新しいライフスタイルを提案するショールーム『Hyundai House Harajuku』がオープンしました。

Hyundai(ヒョンデ)では2月8日に電気自動車(BEV)の『IONIQ 5(アイオニック5)』と水素燃料電池車(FCEV)のSUVである『NEXO(ネッソ)』というZEV(Zero Emission Vehicle)二車種を発売、日本の乗用車市場に再参入することを発表しました。

ディーラ網は展開せず、受注はすべてオンラインで5月からスタート、7月からデリバリーを開始するとしています。『Hyundai House Harajuku』では発売する二車種の試乗も可能であり、5月の発売開始に向けたプロモーションとともに、『IONIQ 5』や『NEXO』の購入を検討するユーザーが実車を見て、触れて、試乗。スタッフが質問や相談に応えるリアルな販促の拠点となります。

試乗の予約は1カ月先まで、公式サイトで受付中。試乗は1時間で1日6枠が設定されています。『IONIQ 5』は2月中の枠は埋まり気味ですが、3月はまだまだ余裕あり。『NEXO』は2月中もまだ余裕な感じです。1時間でどんな体験ができるのか。EVsmartブログでは初日の2月19日にスタッフ数名が試乗を行い、私も2月28日(なぜかこの日は空いていた)に予約を入れてみました。1時間でどんな体験ができるのか、改めてレポートしたいと思います。

【試乗予約などはこちらから】
Hyundai House Harajuku 公式サイト

V2Lで広がるライフスタイルを強調

一般公開に先立ち、2月18日にプレス向け内覧会が行われたので行ってきました。場所はJR原宿駅前、五輪橋の交差点に面したJing原宿という施設。ポルシェが『Porsche Taycan Popup Harajuku』を開設したのと同じ場所です。

充電口の内蓋はちょっとカジュアル。

ショールーム1階は、大きく3つのゾーンに分かれています。まず、最初の「LIFE MOVES. Gallery」では、LIFE MOVES.に共鳴する5人のクリエイターとともに、HyundaiのZEVによって実現する自由で豊かな暮らしのアイデアを具現化した展示スペース。3月8日までは建築家の長坂常氏が提案する「都市生活を日常のまま自然に持ち出すモバイルハウス」を牽引する『IONIQ 5』が展示されていました。個性豊かな5人のクリエイターによる展示は順次入れ替えられていく予定になっているので、展示が変わる度にチェックしに行くのも楽しそうです。期間や展示内容は公式サイトで案内されています。

分身の術が使えます。

2カ所目の展示スペースとの間を結ぶのが「Parametric Pixel」ゾーン。鏡と映像によるインスタレーション空間を抜けて行きます。うっかりするとミラーの疑似空間に激突しそうにも感じるので、慎重に進んでください。

ボディカラーは地味目の6色。

「Parametric Pixel」ゾーンを抜けた展示スペースには、『IONIQ 5』の実車を展示しつつV2L電源によるキッチンの使い勝手などを体感できる「IONIQ 5 Living」と、3面スクリーンの中に配置された『IONIQ5』で先進&快適なドライビング(取材時はきちんと完走しませんでしたが、約15分間のプログラムになっているそうです)を、ゴーグルなしのバーチャルリアリティ感覚で体感できる「IONIQ 5 Driving Theater」。そして、緑が映える庭のような設えの中に『NEXO』が展示された「NEXO Garden」があります。

ゴーグルなしのVR。ハンドル握ってるクルマが動いているような感覚を楽しめます。このシステムも Made in Korea とのこと。

2階には休憩もできるドリンクバースタイルのラウンジがあり、Hyundaiのスペシャリストがより詳細な製品の説明を行うほか、購入相談などに対応してくれるそうです。

はたして『IONIQ 5』は「買い」なのか

今回の内覧会。私の最大の目的は「IONIQ5の実車を自分の目で確かめること」でした。今年の年末には、マイカーのリーフが中古で購入して2回目、車歴としては7年目の車検を迎えます。2018年の年末にリーフを中古で買ったのは「欲しくて買える新車EVがない」というのが最大の理由でした。でも、今年はかなり様子が変わってきました。

また「次に買うならバッテリー容量50kWhくらいで90kW程度の急速充電性能を備えたヤツ」という思いもあって、バッテリー容量58kWhの『IONIQ5』ベースグレードはやや贅沢めにドンピシャリ。価格も479万円(税込)〜で、CEV補助金80万円(外部給電機能があるので最大の場合)と、都内在住のメリットを活かした東京都の補助金45万円、合計で125万円を活用すれば、実質354万円〜。72.6kWhのバッテリーを搭載した上級グレードの『IONIQ 5 Lounge』でも、549万円(税込)〜、補助金使うと実質424万円〜です。

同じ場所に開設された期間限定ショールームを訪れて、タイカンの時は「いいなぁ」と購入するユーザーを羨むしかありませんでしたが、「IONIQ 5なら、頑張って買っちゃってもいいかな」という思いを抱いているところです。

予想以上にデカくて、想像以上に質感がいい

内覧会当日、少し時間を掛けて実車を確認させていただいたのは、「IONIQ 5 Driving Theater」に展示されていた『IONIQ 5 Lounge』でした。ドアを開けて乗り込んで、液晶パネルなどをいじってみたりして。まず第一印象は「思った以上にデカいけど、思った以上に質感がいい」ということでした。ボディの3サイズは「4635×1890×1645mm」。ことに全幅の1890mmは、アリアの1850mmやbZ4Xの1860mmを超え、1895mmのジャガーアイペイス並み。風格はすっかり高級車です。

メーター表示や操作系も好印象

メーターや液晶パネルの表示は白基調でちょっと新鮮。バッテリー残量は航続可能距離と合わせてSOC(%)もわかりやすく表示されていました。

ウインカーレバーを右側に配置するなど日本のマーケットに向けたローカライズを施したとされる操作系のレバーやボタン配置もわかりやすく、エンジン車からの乗り替え、あるいはリーフからの乗り替えでも違和感なく馴染めそう。エアコンやクルーズコントロール、回生の段階切り替えなどはちゃんと専用のボタンやレバーのスイッチがあります。回生ブレーキの段階は、ワンペダルドライブからコースティングまで選べるそうです。スタッフの方からの「ブレーキディスクの錆びなどが気になったらコースティングにして少しブレーキパッドを使うといい」という説明が「なるほど!」でした。

引き出し式で大容量のグローブボックスもいい感じ。サステナブルに配慮した素材を使用したというインテリア全体の質感もボディサイズに見合った高級感があり、なかなかの好印象でした。

バッテリー温度管理専用のクーラントを装備

急速充電は、日本のCHAdeMO規格では最大出力90kW対応です。ただし、車両のハードウェアとしては400Vと800Vにマルチで対応、欧米のコンボ規格では350kW級の急速充電器で200kWを超える出力での充電が可能とされています。当然、バッテリー温度管理システムは搭載。実車を見ながら、フロントボンネット内に「バッテリー冷却専用クーラント」が装備されているという説明を伺いました。

フランクの左側、青い液体がバッテリー冷却専用のクーラント。

欧州で紹介されている急速充電性能のデータでも、SOCが70%を超えても150kW程度の高出力を維持できる高性能であることが紹介されています。つまり、日本での90kW充電は IONIQ 5 にとっては余裕しゃくしゃく。大黒PA新型器のブーストモードがまどろっこしく感じるくらいの気持ちよさで充電できるのではないか、と思います。このあたりは、長距離試乗する機会を得て確かめてみたいと思っています。

バッテリー冷却のクーラントを確認するためにボンネットを開けて、フランクも確認。テスラモデル3などはボンネットを開けるとそのままフランクスペースですが、IONIQ 5 は内蓋が付いています。また、フロントにモーターを搭載する最上級グレードの「IONIQ 5 Lounge AWD」では、フランクが少し小さくなっていました。

V2Lコネクターがやっぱり魅力的

「LIFE MOVES. Gallery」の展示でも強調されていたように、車内に100Vコンセントを備え、普通充電口からAC100Vを取り出せる「室外V2Lコネクター」が標準装備となっているのは、個人的にはかなり魅力と感じます。

車内に100Vコンセントがあれば、たとえば同乗者がパソコンを使う時に便利。最近話題の「雪道立ち往生」なんて時にも、普通にコンセントタイプの電気毛布が使えます。「室外V2Lコネクター」はクルマのドアや窓を閉め切った状態でも100V電源を使うことができるので、アウトドアレジャーの際にもすごくありがたいと思います。

ひとり息子が小さい頃はしばしばキャンプに行きましたが、最近はすっかりご無沙汰でした。でも、IONIQ 5を買ったら、室外V2Lを使うためにソロキャンプに行ったり、わざわざ「今日は野原で仕事しようかな♪」なんて機会が増えそうな気がします。

この普通充電口からの給電コネクター。おそらく、トヨタがプリウスでオプション設定したのが最初だと思います。「走る蓄電池」とリーフをアピールする日産がなぜ作ってくれないのか。そして新型EVのアリアにさえACコンセントやV2Lコネクターを設定しなかったのか、不思議に感じているところでもあります。

充電ケーブルは100Vのみ?

実車のラゲールルームを確認。アンダーパネルの下に充電ケーブルがあったので「200Vの3kW仕様ですよね?」と確認すると、現状では非常用としての100V用充電ケーブルが標準装備とのこと。プラグは当然アース付き。

これは、少し「むむむ?」なポイントでした。目的地充電で車載の200Vケーブルを使う機会は少なくありません。100Vでもいいか、とするにしても、アース付きの100Vコンセント(洗濯機用のコンセントとかに多い3穴型のヤツ)って設置されている場所が少ないです。また、我が家のガレージにはEV用の200Vコンセントがありますが、プラグの形状が違うので付属のケーブルは使えないということになります。まあ、私がもしIONIQ 5を購入する場合、ガレージのコンセントに常備しているリーフ用の200Vケーブルがそのまま使えるのではないか(今までにもいろんな輸入車EVで充電できました)、とも思っていますけど。

IONIQ 5を購入して新たに充電設備を設置しようとするユーザーには、カタログにも紹介されている別売の6kW充電器(価格未確認ですが、おそらく20〜30万円)を付けてね、ということになるのかと思いますが、6kW充電するには配電盤のアップデートや電力契約の見直しが必要になるケースが多いし、個人的には「基礎充電は200Vコンセントで十分」と思います。説明を伺ったHyundaiスタッフの方によると「日本専用の200Vケーブルを開発中です!」ということだったので、7月のデリバリー開始までには、200Vケーブルの選択肢が加わることを期待します。

あと、カタログを確認すると、ベースグレードにはどうやら「12Vのアウトプットがない」とか、「助手席やリアシートは電動じゃない?」といった少し気になる点はありましたが、ストップ&ゴー機能を備えたスマートクルーズコントロール(SCC)や、レーンキーピングアシストといった先進の快適&安全機能は標準装備されているので、まあ、許容範囲です。

総合的に、買い換え候補の物欲NO.1

すでに試乗車もスタンバイしてました。

ともあれ、実車に見て触れて、個人的には IONIQ 5 は私の買い替え新車候補の暫定1位になりました。ノミネート車種とともに、評価一覧表で締めくくりたいと思います。

電池容量QC性能サイズ価格寸評
IONIQ 5☆☆☆ 58kWh☆☆☆ 90kW☆ 幅がデカい☆☆☆ 479万円〜デカさ以外はほぼ満点
FIAT 500e☆☆☆ 42kWh? 未発表☆☆☆☆☆☆ 350万くらいまでなら早く発表して欲しい
IONIQ 5 Lounge☆☆ 72.6kWh☆☆☆ 90kW☆ 幅がデカい☆ 549万円〜まあ、電池が大きくても困らないけど
日産アリア B6☆☆☆ 65kWh☆☆☆ 130kW☆☆ 少し幅がデカい☆ 539万円〜外部給電機能が欲しい
アウディQ4 e-tron☆☆ 82kWh☆☆☆ 128kW☆☆ 少し幅がデカい☆ 599万円〜コストパフォーマンスGOOD
MB EQA☆☆☆ 66.5kW☆☆☆ 100kW☆☆ 少し幅がデカい☆ 640万円〜バランスいいけど値段が壁
ボルボC40☆☆ 78kWh☆☆☆ 150kW☆ 幅がデカい☆ 719万円〜いいけど値段が大冒険

まったくの主観的なノミネート&評価で恐縮です。しかも、個人的に600万円オーバーとかの新車を購入した経験も、そんな財布の余裕もない貧乏性な検討リストです。自宅周辺の道が狭いこともあり、新型車はおおむね幅がデカいと感じてしまうのも個人的な事情です。

上から順に現状の高評価。今日の記事の結論として「IONIQ 5は買い!」ということになります。大きな評価ポイントは、前述したように「日常的に十二分で片道100km程度のロングドライブは無充電で往復できる40〜60kWh程度のバッテリーと、公共インフラとして広がりつつある90kW器のパワーを享受できる急速充電性能」です。走りの魅力とかは、EVなので「基本的に優れている」と決めつけていて、もちろん、車種による「味」はあるでしょうけど、それが購入決断の決め手になるとはほとんど考えていません。

あとは、イメージなども含めたパッケージングの魅力ですかね。その意味でFIAT 500eは魅力的。無料ハンバーガーキャンペーンでがっかりした日産のアリアが一歩後退した印象。トヨタbZ4Xやスバルソルテラは日本ではサブスクのみになりそうな報道があり、価格未発表のまま、かつbZ4Xのイギリスでの価格(約650万円〜)を見ると激しく高そうなのでひとまず除外しました。あと、テスラ モデル3はスーパーチャージャー網などを含めてこの価格帯ではベストチョイスEVであるとは思いますが、EVsmartの社有車がありますし、EVsmartブログスタッフのマイカーが「テスラばかり」になってしまうのも面白みに欠けるので、あえて除外しています。

現状順位としては、IONIQ 5と、年内日本導入が表明されたFIAT 500eがトップ争い。ただし、欧州では最大85kW程度とされている500eの急速充電が日本のCHAdeMOでは最大50kW対応ということになったら少し萎えます。

なにはともあれ、想像以上に魅力的だった『IONIQ 5』。試乗するのが楽しみです。

(取材・文/寄本 好則)

この記事のコメント(新着順)10件

  1. 詳細なレポートありがとうございます
    ほかの車種ほぼすべてで幅が気になるとの事でしたが、具体的にはどのようなシチュエーションで幅が気になるのでしょうか!

    1. あろーず 様、コメントありがとうございます。寄本編集長がどう感じるか、というところではあると思いますが、私見では、1850mmを超えると都内によくある機械式駐車場(駐車した後、車自体がトレーごと動く)の幅を超えることが多く、駐車できないケースが増えるということだと思います。私は以前、1950mm幅の駐車場をよく使っていましたし、その後は2050mmの機械式駐車場のマンションに住んでいて実際に車を停めていましたが、2050mmは2050mmまで停められる、というわけではないんですよね。実際、テスラモデルSは1964mmなのですが、この横幅というのは通常ミラーを閉じた状態の横幅で、タイヤ幅はもっと狭いのです。そして、この車を2050mmの駐車場に停めると、タイヤの左右は5mmもあかないくらいのギリギリ。駐車場側のタイヤ幅は、2050mmとかではなく、もっと狭いのですよね。
      最近は衝突安全性能への要求が大変厳しくなり、車は横幅がどんどん拡大し、車室を広げるためにどんどんタイヤはボディの外側に出る傾向があります。デザイン的には格好いいのですが、駐車時は気を使う必要がありますね。

    2. あろーず さま、コメントありがとうございます。

      車幅については、記事中にも書いたように個人的な事情です。
      というのも、自宅前の道路(私道)が最近になってご近所のセットバックが進みつつある状況で、狭いんですよね。自宅ガレージは玄関への通路や自転車置き場を兼ねていることもあり、「モデル3(約1850mm)くらいが限度かなぁ」という感覚で。

      安川さんが回答しているように、機械式駐車場でも気をつかうし、個人的にはコンパクトなクルマがいいな、という好みです。まあ、最近のクルマは幅でかいのが多いですけど。

  2. いつもモデルXの修理あるあるでお世話になっております。
    IONIQ5、チャデモではなく、充電性能発揮できる自前インフラ構築があれば、テスラからの乗り換え候補になってました。
    追記:できればヒョンデも https://evsmart.net/carMaker/ こちらの一覧に追加いただけると幸いです。

  3. 早速のレポートありがとうございます。複数のプロが試乗記をアップしていますが、かなり良いクルマみたいですね!
    この価格で出されるとbZ4X(変換が面倒!)はおろかアリアも吹っ飛んでしまいそうです。日本メーカーだけ時の流れが遅いのでしょうか・・
    ところでシトロエンE-C4は買い替え候補に入っていないのですか?

    1. hatusetudenn さま、コメントありがとうございます。

      >シトロエンE-C4は買い替え候補に入っていないのですか?

      そうですね。まだ試乗できていないので、乗ってQCしてみてというところはありますが。個人的に、今から購入するBEVとしては「片道100km程度のロングドライブは無充電で往復できる40〜60kWh程度のバッテリーと、公共インフラとして広がりつつある90kW器のパワーを享受できる急速充電性能」にプライオリティを置きたい、と考えています。

  4. 工場では作業員がスマホで動画を見ながら組み立てているようなことが常態化しているメーカー。サポートや信頼性もおぼつかないのに買う気はしません…

    1. くるくる様、コメントありがとうございます!
      当サイトでは、可能な限り事実やエビデンスに基づいてご発言いただくことをお願いしています。
      https://www.jdpower.com/business/press-releases/2021-us-vehicle-dependability-study-vds
      例えば信頼性について、メーカーに対し否定的な書き込みに当たり、データを参照されましたか?
      J.D.Powerの調査では少なくとも、ヒョンデブランドはマツダ、スバル、日産、ホンダブランドよりも信頼性が高いとしています。

      https://www.kbb.com/car-news/consumer-reports-lexus-makes-the-most-reliable-cars-lincoln-the-least/
      Consumer Reportsはまた違う結果を報告しています。日本ブランドはヒョンデブランドより信頼性が高いとしていますが、それでも欧州ブランドよりは上であると評価されています。

    2. くるくる様、再度のコメントありがとうございます!

      いただいたリンクは韓国内の一つの工場についてのもので、本文中からも人余り、かつ、他の工場ではそうなっていないことが読み取れると思います。もちろん、一事が万事ということはあるので、個人のご判断としてはあり得ると思いますが、『常態化』というのはこの資料からは読み取れないと思います。
      実際に生産された車両の信頼性は、欧州メーカーよりは高いと数値的に評価されているわけですし。

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この記事の著者


					寄本 好則

寄本 好則

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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