MaaS時代のビジネスモデルを共創『Mobility Transformation Meet Up』参加者募集

移動の進化を具現化する事業に取り組む株式会社スマートドライブがMaaSやCASE、スマートシティの取り組みを共有するためのコミュニティイベント『Mobility Transformation Meet Up』をスタート。2020年7月29日(火)11時からオンラインで開かれる、第1回の参加者を募集しています。定員は100名。早めにお申込ください。

MaaS時代のビジネスモデルを共創『Mobility Transformation Meet Up』参加者募集

※冒頭写真はオンラインインタビュー中の北川代表。

スマートドライブとは?

株式会社スマートドライブは「移動の進化を後押しする」をビジョンに掲げ、独自のデータプラットフォームを構築、IoT時代の新たな移動にまつわるサービスの創造にチャレンジしているベンチャー企業です。

2019年11月に東京・港区で開催されたカンファレンス『Mobility Transformation 2019』には約1500人の参加者が集結。2020年4月、第2回となった『Mobility Transformation Online』は約7700人の視聴参加者を集め、MaaSやCASEといった新時代のモビリティサービスへの注目度の高さを裏付けています。

今回の『Mobility Transformation Meet Up』は、新型コロナウィルスの感染拡大で移動の価値が改めて問われる状況の中、今後の展開も見据えて可能な限りインタラクティブな形で「移動の進化」についてディスカッションするための場として企画されました。

第1回のテーマは、まず「スマートドライブ代表 北川 烈が皆様からの質問へお答えします」と設定されています。開催日時は2020年7月29日(火)11時から約1時間程度の予定。参加費は無料ですが、定員は100名で、事前に下記イベント特設ページからの申し込みが必要です。

【参加申込ページ】
MOBILITY TRANSFORMATION MEET UP VOL.1

7月15日現在、まだ参加申し込みの受付は可能とのこと。今までの例からしても期日が迫ると締め切りになってしまうと思われるので、参加希望の方は早めにお申込ください。

北川代表にオンラインインタビューを敢行

と、イベント告知だけでは終わらないのがEVsmartブログの持ち味です。スマートドライブが目指している移動の進化とはどういうことか。そもそも、北川氏は近未来のモビリティにどんなビジョンをお持ちなのかといったことを探るための取材をオファー。時間をいただき、オンラインでインタビューすることができました。気になるポイントを、質疑応答スタイルでご紹介します。

Q. 設立は2013年、どんな思いで起業したのか?

ボストンの大学への留学時代、友人がテスラやグーグルに何人も就職したこともあり、自動運転技術などを目の当たりにしました。実現するのは何十年も先のことかと思い込んでいましたが、実際に研究開発の現場を見ると、10年も経たないうちに実現する可能性が高いことに気付きました。決して遠い未来の話ではない「移動の進化」を、世の中に実装していく役割を果たせるなら「人生を賭ける」に値する仕事だと感じたことが、この事業で起業を決意したきっかけです。

Q. 貯金の100万円で起業。当初は大変だったようですが、これはいけるという手応えを感じたのは?

わずかな貯金で起業して、最初は自分が給料を取るとすぐに資金が底を突くので給料なしで働いていました。手応えを感じたのは、2015年に産業革新機構や保険会社のアクサさんに出資いただいたあたりからですね。2017年には17億円規模の大きな出資をいただくこともできました。我々が目指しているサービスの構築には、デバイス、データ分析、アプリなど多様な技術が必要で、いくつもの企業さまとのアライアンスが重要です。少しずつ実績が積み上がり、社会全体に「共創」の機運が広がって、ここ2〜3年はスムーズにお話しを聞いていただけたり、アライアンスを組んだビジネスモデルを立ち上げられるようになっています。

2020年6月には、出光興産が進める超小型EVシェアリングの実証実験との提携を開始。着々と、さまざまな事業が始まっています。

Q. 北川さんご自身、電気自動車にはどんな印象をお持ちですか?

(昨年のカンファレンスでは、近未来のモビリティサービスを語る登壇者のみなさんが、当然のように電動モビリティを想定していることに感銘を受けたのですが……という前置きを付けた質問に対して)実は、私自身は免許証はもっているんですが、マイカーは所有していません。弊社のナンバー2は免許すらもっていないんです。自宅の近くにテスラのショップがあるので、試乗を体験したことはあるんですけど。ともあれ、我々としては「移動の進化」をIoTやデータの側面から支援したいと考えていて、近い将来、クルマは「動くスマホ」のようなツールになると考えています。そこでは、電気自動車であることが自然だと感じています。

Q. 今回からスタートする「Meet Up」で何を目指しているのですか?

「移動の進化」が進むほどに、多様な業種の「共創」領域が増え、重要度が増していきます。今回の「Meet Up」では、業種の垣根を越えて多様な方にご参加いただき、ナレッジを共有し、移動の未来を一緒に考える機会にしていきたいと考えています。共創には交流が不可欠で、オンラインだけではなかなか難しいところはあるのですが、リアルで多くの方に集まっていただく催しが困難な状況の中、一人でも多くの方々が「私」をハブにして繫がっていただく機会になればいいなと思っています。

次世代モビリティの世界でチャンスを掴めるか?

電動化、そして自動運転やコネクテッドサービスの発展。北川代表が強調するように、次世代モビリティには自動車関連の企業だけでなく、ITやデバイス、半導体やデータ分析など多様な業種がより深く関わるようになるはずです。とはいえ、世の中で注目されている「MaaS」にしても、具体的にどんなサービスが本当に世の中に広がっていくのかはまだまだ未知数です。

次世代モビリティを制する戦いは、あらゆる産業の垣根を越えて、モビリティの定義を書き換えるための戦いであり、もしかすると、今この記事を読んでくださっているあなたや、あなたの会社が大きなステージに立つチャンスかも知れないということですね。

世界の電動化シフトに遅れ気味になっているのが気になる日本から、次世代モビリティサービスのヒーローが出現することを願っています。

(取材・文/寄本 好則)

この記事の著者


					YORIMOTO Yoshinori

YORIMOTO Yoshinori

兵庫県但馬地方出身。旅雑誌などを経て『週刊SPA!』や『日経エンタテインメント!』の連載などライターとして活動しつつ編集プロダクションを主宰。近年はウェブメディアを中心に電気自動車と環境&社会課題を中心とした取材と情報発信を展開している。剣道四段。著書に『電気自動車で幸せになる』『EV時代の夜明け』(Kindle)『旬紀行―「とびきり」を味わうためだけの旅』(扶桑社)などがある。日本EVクラブのメンバーとして、2013年にはEVスーパーセブンで日本一周急速充電の旅を達成した。

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