淡路報告:テスラモデルSでの実電費データ

2015年11月14,15日の2日間、淡路島で開催された「淡路ふれあいフェスティバル」に出展してきました!テスラモデルSで往路631.9kmの実電費データを公開します。

そう。今回は往復で1439.4kmを走行し、淡路島まで往復しました。復路は記録を取り忘れました(汗 ので、データがあるのは行きだけです。行きの総消費電力は113.3kWh!当然昼間の電気代で換算すると3399円くらいになってしまうのですが、実際に払う料金は行きで静岡(375円)、刈谷(225円+435円)。合計1035円プラス充電カードの月会費で淡路島まで行けるのです。そして現在はテスラが充電カードを無料で提供してくれているので、実際には高速代しか払っていません。。
昼間の電気代で換算したとしても、仮にリッター120円のガソリン車で行ったと仮定して、639.1 / (3399 / 120) = 22.5km/lと、走行速度を考えるとプリウスとほぼ同等くらい。全長4メートル97センチの大型の乗用車としては割と経済的ですよね!
すでに充電計画ライブブログをアップしていますので、そちらの記事もご参照ください。

IMAG0237東京を出発するとき、トリップメーターAをリセットしました。この時点での航続距離すなわち走行可能距離は、テスラモデルSの「標準値」と呼ばれる基準で367kmと表示されています。この標準値は、春夏秋なら冷房を入れていても、制限速度を大きく超えない限り(汗、どなたでも楽に達成できる数値です。またこの標準値は徐々に減ることしかなく、大きく減ったり、増加したりすることはありません。そのため、最後の5kmとかになるまで、落ち着いて走行することができます。このメーターは非常に正確に電池の残量を表しており、この車の大きな安心感につながっています。
ルートは首都高速→東名→新東名→東名→伊勢湾岸→東名阪→新名神→名神→阪神高速→神戸淡路鳴門自動車道。途中、中国自動車道を通るルートもありですが、今回は大阪の街中にあるテスラの超急速充電器、スーパーチャージャーを利用するため、少し南寄りに走行しました。金曜日に出発ということもあり、阪神高速神戸線がちょっと渋滞していたくらいで、大きな渋滞はありませんでした。

IMAG0241予定通り、順調に静岡SAで休憩し、刈谷PAでお昼を食べました。刈谷PAの急速充電器はハセテック製の古い型のもので、以前より少なくとも私のモデルSとは相性があまりよくなくて、出力が弱かったのですが、今回はリベンジ。写真の通り、フルに120A以上は出ていませんが、110Aなのでおおよそ44kW程度出ています。まだ出力制限がされていることは間違いなく、積極的に利用するかどうかは微妙ですが、次の御在所SAまで85kmありますので、行程の都合によってはここも十分選択肢に入るということになると思います。

IMAG0244大阪スーパーチャージャーに着いたのは出発して6時間後の午後3時17分。奥のほうに見える地面の赤いペイントが駐車スペースで、その後ろにある白と赤の棒のように見えるのがスーパーチャージャーで、ここには4基あります。左奥にはベージュ色の大きな箱が設置されていますがこれはスーパーチャージャー専用のキュービクルで、電力会社からの高電圧を変換し、さらに充電するために直流に変換する装置も内蔵されています。
IMAG0245ここでは、以前より大阪のテスラオーナーの方から評判を伺っていたイートインありのケーキ屋さん chere(シェール)へ。1Fがケーキ屋さん、2Fがイートインになっています。店構えや2Fはちょっと古い感じがするかも知れませんが味は一流。東京だと行列ができちゃいそうなお店なんですけどね。20分の休憩の予定でしたが、ゆっくりコーヒーなど飲んでしまい、休憩時間は43分間になってしまいました!しかしそれでもまだ予定通りの時間に収まっています。


明石海峡大橋大阪SCからは阪神高速に入り、神戸線から神戸淡路鳴門自動車道を通って淡路入りです。この道路は本四架橋の三つのルートのうち最も東にある橋で、送電線・導水管・光ファイバーなども併設されライフラインの役割も果たしているそうです。この橋に限らず淡路島の真ん中を通っている高速道路はずっと三車線で100km/h制限。渋滞知らずで非常に快適でした。


IMAG0247宿泊したホテルは南淡路ロイヤルホテル。ここしか空いてなく、なんと運のよいことに鳴門の渦潮の正面!とはいえ、大潮の満潮時である朝7:20には朝食時間がバッティングしており、結局遠くから見ることしかできませんした。到着時はほぼバッテリーは半分強残り、余裕での到着となりました。なお南淡路ロイヤルホテルには急速充電器・普通充電器があり、2泊とも普通充電が利用できました。画像は到着時のトリップメーターで、左側のAと書いてある欄の「走行距離」「消費電力量」「平均消費電力」というのが、ガソリン車で言う燃費に当たります。
電気代というのは簡単に計算できないもので、自宅で充電した分は昼間と夜で単価の違う契約をしていれば倍以上値段が違いますし(東京電力の夜得プランの場合、昼間は37円/kWh、夜間は12.48円/kWh。通常の従量電灯Bでは29.93円/kWh)、自動車各社が出している充電カードの料金体系も様々。それに無料の急速充電スポットもまだあるのです。淡路島内だけでも無料急速充電スポットは6か所。ざっくり、1kWhあたり20円から30円程度で見ておけばいいと思います。

IMAG0257温泉で疲れを取った翌朝は雨でしたが、日曜日の朝には晴れ間が戻ってきました。写真は淡路島と徳島県は鳴門の間の橋で、その下には有名な鳴門の渦潮が渦巻いているはずです!


2015-11-19_193331最後にまとめとして充電計画と実際の走行の差を見てみましょう。計画では85km/hで走行する予定でしたが、比較的道路が空いていたせいもあって実際の平均走行速度は93.6km/h。そのため、静岡SA、刈谷PA、大阪SCの各休憩ポイントの到着時刻は前倒しになっています。そして、3人いるとトイレ休憩は15分では無理で実際には24分、そして大阪でケーキを食べるのもやはり20分では無理で43分かかってしまいました。ランチタイムは43分とまあ予定通りでしたね。今回は余裕を持って計画していましたが、大急ぎで行く場合には、静岡をスキップ(もしくは5-10分だけトイレ休憩・充電)、刈谷までノンストップで行き、そこで大阪SCまでの186kmを走行できるギリギリの残量まで充電すればよいでしょう。
実際に先日の充電計画Excelシートでこの「大急ぎコース」を計算してみたところ、静岡0分刈谷40分の充電で大阪SCの到着時刻予測は15:45から15:30に15分間短縮されました(速度設定は85km/hのまま)。あれ?実際には15:17に大阪SCに着いたんですよね??
そうなのです。充電時間を節約しても、それは500kmの行程で高々10-15分程度の違いでしかありません。結局、休憩時間中に充電しているのでほとんど無駄な時間はありませんし、モデルSくらいのバッテリー容量があれば、ガソリン車とほぼ同じ時間で長距離旅行が可能なうえに、ガソリンスタンドに寄る必要もないのです。今後、浜松にスーパーチャージャーが設置されれば、関西方面への旅行は格段に楽になりそう。試しに充電計画シートで浜松の充電器出力を120に変更し、大阪SCまでギリギリ行けるところまでで試算してみると、10%の余裕・平均85km/hの前提で浜松で充電23分、大阪SC到着は15:13と、元の充電計画と比較すると32分短縮されました。うーん、6時間の運転で間に23分の休憩が1回だけだとちょっときついかも知れませんね。
※実際にはスーパーチャージャーはずっと120kWを出し続けるわけではないので、もう数分程度充電時間は伸びる可能性があります。

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「淡路報告:テスラモデルSでの実電費データ」への5件のフィードバック

  1. まだ遠出を何回もしているものでもありませんが、残距離を見ながら走行すれば良いという極めて単純で、ガソリン車と同様な感覚でおれるということですね!

    1. 新谷様、コメントありがとうございます!
      おっしゃる通りですね。そういう走り方でも大丈夫だと思います。
      休憩時間を最小化する、という観点では、多少計画を事前に作成しておいたほうが良いのかと思いますが、実際にモデルSですと200km以上遠くに行かない限り、計画すら必要ないのですよね。

  2. 反応遅くなりすみませんでした

    いやー、テスラのバッテリー容量ってやっぱりすごいんだなと
    i-MiEV(M)乗りの自分としては感じました(^^;

    NEXCO東日本管内で新設された充電器は40kW(100A)出力のものが多いですが
    テスラで最大110Aであるのなら、下手にスペックが高い50kWのものより
    実用性をとった結果なのかなぁと感じております。

    またレポ楽しみにしております♪

    1. じゃむ様、お読みいただき、さらにコメントありがとうございます!
      テスラは電費も悪くて「すごい」ですが、何とかなっちゃうのはありますね。実際にもっと節約して走行すればもっともっと走れると思います。

      刈谷PAの急速充電器に関しては、ちょっと不思議に思っています。もともと50kWなのに、110Aとは安全マージンを見て下げているのかな?とも思いました。これは結構古い充電器ですし、モデルSだと最大90分間フルパワーで充電されちゃう可能性がありますので、夏の暑いときなどはもしかしたら設計限界を超える可能性があるのかも知れません。単なる想像ですが、、腹ペコのi-MiEV(M)が9台続けて充電すると危なかったりして(笑)

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