チャデモの進化〜電気自動車次世代高出力充電規格は日中共同開発の『ChaoJi/チャオジ』へ
2020年4月24日、チャデモ(CHAdeMO)協議会が次世代超高出力充電規格である『チャデモ3.0』を発行したことを発表しました。国内ではなかなか高出力充電器の整備が広がらない中、はたしてどんな規格&構想なのか確かめてみました。
こちらは急速充電器に関する国内、海外の情報やトピックを集めた記事一覧になります。
2020年4月24日、チャデモ(CHAdeMO)協議会が次世代超高出力充電規格である『チャデモ3.0』を発行したことを発表しました。国内ではなかなか高出力充電器の整備が広がらない中、はたしてどんな規格&構想なのか確かめてみました。
レンタカーなどのEVで遠出する際、自動車メーカーなどが発行する充電カードがないと、各充電器ごとに設定された手順に従って「ゲスト(ビジター)充電」する必要があります。ところが、複数の仕組みが乱立していて使いにくいのが実情です。EVsmartブログチームのスタッフが、充電器巡りして試してきました。
2020年3月31日(火)、大阪府豊中市に日本国内24カ所目となるテスラの急速充電拠点『大阪 豊中スーパーチャージャー』がオープンしました。併設されるサービスセンターは工事中のため、トイレなどはまだ利用できません。
2020年2月15日(土)の正午、広島市内のショッピングセンター駐車場内に、全国で23カ所目となるテスラスーパーチャージャーがオープンしました。設置される充電器は、出力72kWのアーバンタイプが8台です。
2020年1月16日、フォルクスワーゲンをはじめとする欧米の自動車会社が参加して、欧州で急速充電器ネットワークを提供しているIONITY(アイオニティ)は、2020年1月31日から、充電する電力量に基づいた新しい課金体系に移行することを発表しました。
NEXCO西日本が管轄のサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)4カ所に4基の電気自動車用急速充電器を増設、2019年12月27日からサービスを開始しました。充電渋滞の緩和を目的としており、電気自動車ユーザーにとっては歓迎すべきニュースではあります。でも、ユーザーとしては「SAPAの充電器はまだまだ足りない」のが実感ではないでしょうか。
2019年12月20日、クリスマス休暇を目前にして突如テスラがカナダに23箇所ものスーパーチャージャーを同時にオープンさせました。しかもほぼ全てが最新型のV3と呼ばれるものです。まさに大陸横断充電網。恐らくイーロン・マスクに「クリスマスまでに開通させろ!」とノルマを課されていたのかと思いますが、充電チームの皆様、本当にお疲れ様です。
日本各地の電気自動車充電インフラの整備や課金システムを提供している「日本充電サービス(NCS)」の事業が、株式会社e-Mobility Power(イーモビリティパワー)に承継される予定であることが発表されたのは今年8月のことでした。はたして、何がどのように変わるのか。キーパーソンに伺ってきました。
日本でも高速道路での充電待ちがしばしば発生するようになってきました。各自動車メーカーからEV新モデルリリースのニュースが続々と入ってきていますが、充電待ちの緩和は喫緊の課題です。アメリカでは、テスラが大胆な解決策を出してきました。100台に充電できる「ポータブル」スーパーチャージャーが、カリフォルニア州サン・ルイス・オビスポのスーパーチャージャーステーションに出現したのです。
電池容量62kWhの日産リーフe+は、スペック上、最大70kW程度の出力での急速充電が可能になりました。最大出力90kWの急速充電器も登場しています。はたして、ロングドライブでの実力はどうなのか。横浜(東京)〜四日市〜東京の日帰りドライブで確かめてきました。