そう。今回は往復で1439.4kmを走行し、淡路島まで往復しました。復路は記録を取り忘れました(汗 ので、データがあるのは行きだけです。行きの総消費電力は113.3kWh!当然昼間の電気代で換算すると3399円くらいになってしまうのですが、実際に払う料金は行きで静岡(375円)、刈谷(225円+435円)。合計1035円プラス充電カードの月会費で淡路島まで行けるのです。そして現在はテスラが充電カードを無料で提供してくれているので、実際には高速代しか払っていません。。
昼間の電気代で換算したとしても、仮にリッター120円のガソリン車で行ったと仮定して、639.1 / (3399 / 120) = 22.5km/lと、走行速度を考えるとプリウスとほぼ同等くらい。全長4メートル97センチの大型の乗用車としては割と経済的ですよね!
すでに充電計画、ライブブログをアップしていますので、そちらの記事もご参照ください。
ルートは首都高速→東名→新東名→東名→伊勢湾岸→東名阪→新名神→名神→阪神高速→神戸淡路鳴門自動車道。途中、中国自動車道を通るルートもありですが、今回は大阪の街中にあるテスラの超急速充電器、スーパーチャージャーを利用するため、少し南寄りに走行しました。金曜日に出発ということもあり、阪神高速神戸線がちょっと渋滞していたくらいで、大きな渋滞はありませんでした。
電気代というのは簡単に計算できないもので、自宅で充電した分は昼間と夜で単価の違う契約をしていれば倍以上値段が違いますし(東京電力の夜得プランの場合、昼間は37円/kWh、夜間は12.48円/kWh。通常の従量電灯Bでは29.93円/kWh)、自動車各社が出している充電カードの料金体系も様々。それに無料の急速充電スポットもまだあるのです。淡路島内だけでも無料急速充電スポットは6か所。ざっくり、1kWhあたり20円から30円程度で見ておけばいいと思います。
実際に先日の充電計画Excelシートでこの「大急ぎコース」を計算してみたところ、静岡0分刈谷40分の充電で大阪SCの到着時刻予測は15:45から15:30に15分間短縮されました(速度設定は85km/hのまま)。あれ?実際には15:17に大阪SCに着いたんですよね??
そうなのです。充電時間を節約しても、それは500kmの行程で高々10-15分程度の違いでしかありません。結局、休憩時間中に充電しているのでほとんど無駄な時間はありませんし、モデルSくらいのバッテリー容量があれば、ガソリン車とほぼ同じ時間で長距離旅行が可能なうえに、ガソリンスタンドに寄る必要もないのです。今後、浜松にスーパーチャージャーが設置されれば、関西方面への旅行は格段に楽になりそう。試しに充電計画シートで浜松の充電器出力を120に変更し、大阪SCまでギリギリ行けるところまでで試算してみると、10%の余裕・平均85km/hの前提で浜松で充電23分、大阪SC到着は15:13と、元の充電計画と比較すると32分短縮されました。うーん、6時間の運転で間に23分の休憩が1回だけだとちょっときついかも知れませんね。
※実際にはスーパーチャージャーはずっと120kWを出し続けるわけではないので、もう数分程度充電時間は伸びる可能性があります。
>>計画では85km/hで走行する予定でしたが、比較的道路が空いていたせいもあって実際の平均走行速度は93.6km/h。
高速道路でこのスピードは、かなりのストレス。
信号機が赤から青になって、用意ドンでは先頭でも、数秒後にはガソリン車に抜かれるね。
スピード上げるとバッテリー残量が目に見えて減るし、それでも快適?
因みに、我が家のEVは太陽光発電システムのコンポーネント。つまり、車として使うのは、一日たかだか1時間程度。
遠出するなら、新幹線。行った先では、レンタカー。
普段使いなら、自宅で充電できる軽で200万円以下のEVでないと、実用的で無いと思いますよ。
M. Frukawa様、コメントありがとうございます。
>>高速道路でこのスピードは、かなりのストレス
多くの車が、東名高速道路では、平均時速85km程度で走行しています。もしかして、スピードメーターをご覧になり、最も速度を出しているその瞬間のことで、『平均走行速度』を判断されていらっしゃいませんか?道路を走行するとき、前の車は75km/hに減速することもあり、それが続くこともあります。平均的には85くらいしか出ていないと思います。
実際に、今度、ストップウォッチで測ってみてください。
>>信号機が赤から青になって、用意ドンでは先頭でも、数秒後にはガソリン車に抜かれる
電気自動車で、これはあり得ないですね。
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反応遅くなりすみませんでした
いやー、テスラのバッテリー容量ってやっぱりすごいんだなと
i-MiEV(M)乗りの自分としては感じました(^^;
NEXCO東日本管内で新設された充電器は40kW(100A)出力のものが多いですが
テスラで最大110Aであるのなら、下手にスペックが高い50kWのものより
実用性をとった結果なのかなぁと感じております。
またレポ楽しみにしております♪
じゃむ様、お読みいただき、さらにコメントありがとうございます!
テスラは電費も悪くて「すごい」ですが、何とかなっちゃうのはありますね。実際にもっと節約して走行すればもっともっと走れると思います。
刈谷PAの急速充電器に関しては、ちょっと不思議に思っています。もともと50kWなのに、110Aとは安全マージンを見て下げているのかな?とも思いました。これは結構古い充電器ですし、モデルSだと最大90分間フルパワーで充電されちゃう可能性がありますので、夏の暑いときなどはもしかしたら設計限界を超える可能性があるのかも知れません。単なる想像ですが、、腹ペコのi-MiEV(M)が9台続けて充電すると危なかったりして(笑)
まだ遠出を何回もしているものでもありませんが、残距離を見ながら走行すれば良いという極めて単純で、ガソリン車と同様な感覚でおれるということですね!
新谷様、コメントありがとうございます!
おっしゃる通りですね。そういう走り方でも大丈夫だと思います。
休憩時間を最小化する、という観点では、多少計画を事前に作成しておいたほうが良いのかと思いますが、実際にモデルSですと200km以上遠くに行かない限り、計画すら必要ないのですよね。